JR下関駅から徒歩約10分の下関漁港の目前に位置する日乃出温泉。発祥は壇ノ浦の戦いの頃で、平家の侍が喉を潤したと云い伝えられ、もともと温かい湧き水の岩礁があり、近場の漁師も漁の合間にその湧き水を飲んでいたと云われている。かつては海の底だったこの辺りに、温泉が湧いており、その当たりだけ海草が生えていなかっ たそうだ。その後、埋め立てられる、昭和28年(1953年)に井戸を掘ったところ、生温い湯が湧きだした。そこは偶然にも岩礁の位置であった。昭和34年(1859年正式に温泉利用許可を取得した。源泉は少し冷たいので加温している。温泉の泉質はナトリウムー塩化物冷鉱泉。温泉の効能は疲労回復、肩こり、冷え症、腰痛、関節痛etc。
【開湯日】
昭和28年(1953年)
【温泉の泉質】
ナトリウムー塩化物冷鉱泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
19.2度 7.9の弱アルカリ性
日乃出温泉 アクセス
●JR山陽本線➡︎下関駅➡︎徒歩➡︎約10分➡︎日乃出温泉
●JR山陽本線➡︎下関駅➡︎彦島方面➡︎徒歩800m➡︎約10分➡︎日乃出温泉
●JR山陽本線➡︎下関駅西口➡︎彦島方面➡︎約800m➡︎徒歩10分➡︎日乃出温泉
●JR山陽本線➡︎幡生駅出口➡︎徒歩➡︎約56分➡︎日乃出温泉
●中国道➡︎下関IC➡︎約20分➡︎日乃出温泉
日乃出温泉 近くの観光スポット【大歳神社】
源義経が壇ノ浦合戦の必勝祈願をした大歳神社。地に、漁民が義経の祈願のを畏敬して、神祠を祀ったのが大歳神社の起源とも云われている。文久3年(1863年)には、京都朝廷の政変により、反幕派7人の公卿が京都から追放され長州に下った、ゆう事件の七卿落ちの画碑がある。また社殿左側には、黒御影石でできた画碑「義経戦捷の弓」がある。