曳田川中流域の山裾に位置する河原湯谷温泉。温泉は300年前に発見され、薬師如来の薬湯として知られている。地名の由来は温泉が出ることに因んでいる。幕末に活躍した鳥取藩の堀庄次郎が湯治をし、桜田門外の変での現場指揮官の関鉄之や矢野長九郎も温泉に浸かっている。時代を変えた志士たちのパワースポットで時代を超えても変わらない、温泉で歴史を感じるのも一興。また美肌をつくる温泉としても非常に効果的で、特に女性には好評。温泉の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打身、慢性消化器病、痔疾、冷性、切傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病etc。
【開湯日】
幕末(詳細は不明)
【温泉の泉質】
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
29.9度 6.5の弱アルカリ性
河原湯谷温泉 アクセス
●中国道➡佐用JCT➡鳥取道➡河原IC➡車➡約20分➡河原湯谷温泉
●鳥取道➡河原IC➡県道195号➡196➡49号経由➡7km➡約10分➡河原湯谷温泉
●大阪➡中国道➡佐用JCT➡鳥取道➡河原IC➡約2時間20分➡河原湯谷温泉
●姫路➡鳥取道➡河原IC➡約1時間30分➡河原湯谷温泉
●山陽方面➡津山IC➡R53➡約1時間➡河原湯谷温泉
●JR因美線➡︎河原駅➡︎車で約15分(JR鳥取駅➡車➡約30分➡河原湯谷温泉
●JR京都➡特急スーパ−はくと➡鳥取➡約3時間00分➡河原湯谷温泉
●JR大阪➡特急スーパ-はくと➡鳥取➡約2時間30分➡河原湯谷温泉
●JR三宮 ➡特急スーパ-はくと➡鳥取➡ 約2時間15分➡河原湯谷温泉
●JR岡山➡特急スーパ-はくと➡鳥取➡約1時間50分➡河原湯谷温泉
●JR大阪梅田➡︎高速バス➡︎約2時間50分➡河原湯谷温泉
●JR神戸三ノ宮➡︎高速バス➡︎約2時間40分➡河原湯谷温泉
●JR京都駅➡︎八条口➡︎高速バス➡︎約3時間30分➡河原湯谷温泉
●広島バスセンター➡︎高速バス➡︎約4時間50分➡河原湯谷温泉
●東京(羽田) ➡︎鳥取ANA(1日4便)➡︎約70分➡河原湯谷温泉
河原湯谷温泉 近くの観光スポット【田中寒桜翁の碑】
俳人で歌人である田中寒楼は、鳥取県河原町の生まれ。中学在学中から俳句に親しみ、若くしてホトトギスの新進として名をなした。また正岡子規に因幡に寒楼ありと云われ注目された。全国を転々と漂浪し奔放な人生を生き、晩年は鳥取市で過ごしていた。その碑が故郷に建てられている。寒楼は特異な宇宙観から時空を語り、俳句をはじめ短歌や書画など多岐に渡る作品を数多く残している。