三朝温泉発祥の地にある株湯。その歴史は古く、平安時代の長寛2年(1164年)に、源義朝の家臣である大久保左馬之祐が、年老いた白い狼に出会い、弓で射ようとしたが、思いとどま り見逃した。その夜、左馬之祐の夢に妙見大菩薩が現れて、白い狼を助けた礼にと温泉の場所を教えてくれた。以後、救いの温泉として、村人たちの病を治したと伝わっている。楠の古木の根元から湧出する源泉は、今も現役で、株湯と呼ばれる公衆浴場となっている。飲泉場にがあり、流れ出る湯の量は豊富でペットボトルを持った人たちが並んでいる。温泉の泉質は単純放射能温泉。温泉のリウマチ性疾患、痛風、高血圧症、動脈硬化症、糖尿病、消化器系疾患、胆肝道疾患、喘息etc。
【開湯日】
長寛2年(1164年)
【温泉の泉質】
単純放射能温泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
46.5度 7.0の弱アルカリ性
株湯 アクセス
●JR山陰本線➡倉吉駅➡︎バス➡三朝方面行➡︎三朝車庫下車➡︎徒歩すぐ➡︎株湯
●中国道➡院庄IC➡R179号経由➡60km➡約1時間➡︎株湯
●米子道➡湯原IC➡R313➡R482➡R179号➡県道235➡R21号➡倉吉&三朝温泉方面➡40km➡︎株湯
●米子道➡湯原I➡R482号経由➡40km➡約50分➡︎株湯
株湯 近くの観光スポット【三徳山】
標高899.6mの三徳山は、706年に役行者により修験の霊地と定められたと伝わる。山名は蔵王・子守・勝手の三所権現を山内に祀り福徳・智徳・寿徳の3つの徳が授かる山の由来する。三徳山は修行の場所で、木の根や岩をよじ登るなど、場所によっては多少険しい箇所があり、主に服装と靴のチェックを受けなければならない。