古くから弘法の湯として知られる、山峡の一軒宿が木部谷温泉。島根県では唯一、日本でも希少な間欠泉があり、炭酸ガスの圧力で25分ごとに2.0m湯が吹き上がる。温泉は時間帯や天候によって、無色透明だったり茶褐色になったり変化する。昔から当地にはブクブクと温泉水が湧き出る泉があったが、昭和45年(1970年)に掘削したところ、現在のような間歇泉になった。地元有志よる小規模な入浴施設が作られたが、衛生上の問題などがあり、昭和63年(1988年)に現在の松乃湯が完成した。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉。温泉の効能は神経痛、リウマチ、関節痛、筋肉痛、五十方、打身、運動麻痺、冷性、慢性消化器病、痔疾、高血圧症、 動脈硬化症、痛風、創傷etc。
【開湯日】
昭和45年(1970年)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
25.0度 6.5の中性
木部谷温泉 アクセス
⚫️JR山口線➡日原駅➡バス➡木部谷橋下車➡徒歩約3分➡木部谷温泉
⚫️JR山陽本線➡岩国駅➡バス➡益田行➡約70分➡木部谷下車 ➡木部谷温泉
⚫️JR広島駅➡バスターミナル➡バス➡六日市経由益田行➡木部谷下車➡木部谷温泉
⚫️中国道➡六日市IC➡R187➡経由➡約15km➡約15分➡木部谷温泉
⚫️中国道➡六日市IC➡R187➡益田方面➡12km➡木部谷温泉
⚫️中国道➡六日市IC➡車➡約15分(バス➡木部谷下車➡徒歩約1分)➡木部谷温泉
木部谷温泉 近くの観光スポット【木部谷温泉間欠泉】
島根県西部に位置する古都・津和野にほど近い山間の村に、全国でも珍しい炭酸ガスの圧力で、25分ごとに2.0m湯が吹き上がる間歇泉がある。自然が魅せる数分間のショーを見ているようだ。間欠泉までの道も、脇の水路には成分がついており、温泉の効能の高さを物語っている