島根県の東部に位置し、松江市や出雲市に隣接する雲南市にある温泉。出雲国風土記(天平5年・733年)によると「須我(すが)の小川の湯淵の村の川中に温泉あり」と、記され、この時代から海潮温泉は、こんこんと湧く名湯であったと伺える。出雲風土記にもでてくる長い歴史を誇り天平の時代から湧いている温泉で、無色透明・無臭無味温泉が滔々とかけ流されている。旧源泉は昭和48年(1973年)に開発されたが、枯渇に伴い平成17年(2005年)に改めて掘削されたもの。温泉は柔らかな肌触りの湯で、足腰の疲れや皮膚病、怪我の回復などに効能が高いと伝えられている。多くの人々の病を癒した温泉のパワーを、全身で実感できる。温泉の泉質は硫酸塩泉(ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉)。温泉の効能は慢性関節リウマチ、打身(鎮静作用)、高血圧、脳卒中の予防麻痺の改善を促進、神経痛、筋肉痛、関節痛、切傷、慢性皮膚病etc。
【開湯日】
天平5年(733年)
【温泉の泉質】
硫酸塩泉(ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉)。
【温泉の温度】【源泉のpH値】
45度~49度 8.1の弱アルカリ性
海潮温泉 アクセス
⚫️JR木次線➡出雲大東駅➡タクシー➡約10分➡海潮温泉
⚫️JR山陰本線➡松江駅下車➡バス➡大東行➡海潮温泉下車➡海潮温泉
⚫️山陰道➡安来IC➡R9➡県道24号➡約45km➡約50分➡海潮温泉
⚫️山陰方面➡山陰道➡松江西IC➡➡車➡約25分➡海潮温泉
⚫️松江道➡三刀屋木次IC➡車➡約20分➡海潮温泉
⚫️広島方面➡松江道➡三刀屋木次IC➡県道332➡24号線➡13km➡約18分➡海潮温泉
⚫️出雲縁結び空港➡県道234➡335➡57号➡R54➡県道25号➡22km➡約30分➡海潮温泉
⚫️出雲縁結び空港➡リムジンバス➡松江駅下車➡バス➡大東行➡乗換➡海潮温泉➡下車➡徒歩5分➡海潮温泉
⚫️出雲縁結び空港➡リムジンバス➡出雲市駅前下車➡JR山陰本線➡米子行➡宍道➡乗換➡JR木次線➡備後落合行➡出雲大東駅下車➡4.5km➡タクシー➡約10分➡海潮温泉
⚫️米子鬼太郎空港➡県道47➡338➡60➡53➡八雲方面➡24号線経由➡海潮温泉
⚫️米子鬼太郎空港➡山陰道➡矢田IC➡松江西IC下車➡県道24号線経由➡約50分。
⚫️米子鬼太郎空港➡リムジンバスで➡松江駅下車➡バス➡大東行➡乗換➡海潮温泉下車➡徒歩5分➡海潮温泉
海潮温泉 近くの観光スポット【古代鉄歌謡館】
文字がない時代は歌によって感情などを表した。文字がある時代になって詩の形式を使った歌謡として、長歌や片歌などになって発達した。このような歴史の流れも学べて、子守歌や童歌など様々なもの、特に鉄に関わる歌謡の代表的なものが展示されている。