約1200年前に行基が発見したのが塩江温泉。その後、空海(弘法大師)が修業をして湯治を万人に勧めたという歴史ある霊泉。また塩江温泉古くは潮江と記されており、江は井(泉の意味)の転訛とみられ、塩気のある泉から塩江となったとも云われている。江戸時代、塩江温泉の湯壷付近は、椛川の和泉慶吾の所有地だったが、湯壷はその地先の川端であり、所有者のない公有の川原であった。しかし入湯客が増えるに連れて競争が激しくり保14年(1843)には、湯元についての争いも起こった。日清戦争では傷病者約50人が転地療養とした。平成14年3月29日、塩江温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定された。温泉の泉質は硫黄泉(単純硫黄泉(硫化水素型)。温泉の効能はアトピー性皮膚炎、慢性湿疹、表皮化膿症、高尿酸血症、関節リウマチ、強直性脊椎炎など。
【開湯日】
約1200年前に行基が発見(詳細は不明)
【温泉の泉質】
硫黄泉(単純硫黄泉(硫化水素型)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
19.0度 7.6の弱アルカリ性
塩江温泉 アクセス
●JR予讃線➡高松駅➡ことでんバス➡塩江行➡塩江下車すぐ➡塩江温泉
●JR予讃線➡高松駅➡定期路線バス➡約60分➡塩江温泉
●JR徳島線➡穴吹駅➡車➡約35分➡塩江温泉
●高松道➡高松西IC➡車➡約40分(脇町IC➡車➡約30分➡塩江温泉
●高松道➡高松中央IC➡脇町IC➡高松西IC➡車➡約30分➡塩江温泉
●高松道➡高松中央IC➡R193➡車➡約30分➡塩江温泉
●高松空港➡タクシー➡約15分➡塩江温泉
塩江温泉 近くの観光スポット【栗林公園】
お庭の国宝ともいわれる香川県高松市の特別名勝「栗林公園」。ミシュラン三つ星を獲得した美しい園内は、平庭部だけで東京ドーム3.5個分もあり広い。紫雲山を借景にした広大な回遊式日本庭園で、日本式の南庭と開放的な明治洋風の北庭に分かれている。6つの池と13の築山があり。四方正面の珍しい茶室掬月亭や、南湖に架かる偃月橋からの眺めは絶品。