噴火湾から日本海へ抜ける道道を約13km行った、野田追川上流に佇む一軒宿が桜野温泉。周辺は古くから温泉で知られており、明治時代に徳川義親侯爵が熊狩りの途中に立ち寄っている、本格的に開湯したのは昭和6年(1931年)で、素朴な湯治向きの雰囲気が漂う。深めの湯船には温度を均一に保つ為、熱めの湯が湯底へ注がれ、内風呂・露天風呂ともに微かに黄土色の源泉100%のかけ流し。内風呂はに温泉の析出物がこびりつき、本物の温泉の証明をしている。猟や渓流釣りにも出かける主人が山で採る山菜と珍味、噴火湾産の新鮮な海の幸がミックスされた、この宿ならではのオリジナル料理も楽しみ。温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)。温泉の効能は関節痛、慢性皮ふ病、切り傷、神経痛、筋肉痛、冷え性、リュウマチ、創傷など。
【開湯日】
昭和6年(1931年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
55.0度 7.0の中性
桜野温泉 アクセス
⚫️JR札幌駅➡千歳線&函館本線➡特急➡約3時間➡八雲駅下➡普通列車➡野田生駅➡桜野温泉
⚫️JR函館本線➡野田生駅➡道道573号➡タクシー➡約15分➡桜野温泉
⚫️JR函館本線➡八雲駅下車➡23km➡車➡約1時間➡桜野温泉
⚫️札幌➡道央道➡落部IC➡R5➡野田生➡道道573号➡桜野野田生線➡桜野温泉
⚫️札幌➡道央道➡約200Km➡落部IC➡R5➡道道573経由➡約45Km➡桜野温泉
⚫️苫小牧➡道央自道➡落部IC➡道道573号➡約13km➡車➡約20分➡桜野温泉
⚫️洞爺駅➡落部IC➡約13km➡車➡道道573号➡約20分➡桜野温泉
⚫️室蘭➡道央道➡約84.6Km➡落部IC➡R5➡道道573経由➡約45Km➡桜野温泉
⚫️函館➡R5➡森町➡道道573経由➡約70Km➡桜野温泉
⚫️函館➡R5➡八雲町落部➡道道67号➡約70Km➡約1時間30分➡桜野温泉
⚫️長万部➡道央道➡落部IC➡約13km➡車➡約60分➡桜野温泉
桜野温泉 近くの観光ガイド【遊楽部川】
アイヌ語で「ユー・ラプ」といい「温泉の流れる川」の意味。支流の一つである鉛川の上流には温泉が湧き出し、長さは28.5kmで、ダムや堰が無く自然の姿を保ち、毎年秋には10万匹の鮭が遡上し、自然産卵する残された少ない川となっている。さらに冬には天然記念物のオオワシ・オジロワシが数多く飛来し、優雅な姿を観ることができる。交通アクセスは鮭の遡上を見るのに絶好の「清流建岩橋」までを表示しています。