屈斜路湖と硫黄山の間に位置する川湯温泉。もうもうと湯気がが温泉街に迸るほどの高温で、硫化水素の臭いが漂い、温泉場の雰囲気を醸し出している。そして溢れた湯が川に流れ出し、周辺には温泉はもちろん手軽に温泉を楽しめる足湯、少し足をのばせば屈斜路湖や摩周湖、硫黄山などさまざまな観光スポットが点在し、北海道を代表する観光地を巡ることができる立地条件を誇っている。泉質は強酸性硫化水素を含む、含鉄泉、含銅鉄泉、明ばん泉で、釘を浸けておくと酸化、腐食してしまうほど強い酸性の強い温泉。殺菌作用が高く、硫黄成分による保温効果もあるため、湯治場として古くから親しまれてきた歴史がある。温泉の泉質は酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。温泉の効能はリウマチス・糖尿病・神経痛・皮フ病。高血圧症、動脈硬化症、切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など。滾々と湯が湧き出て、数多くの源泉を持ち、様々な泉質を味わうことができるのが特長。
【開湯日】
明治37年(1904年)
【温泉の泉質】
酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
38度〜58度 1.6の強酸性
川湯温泉 アクセス
●JR札幌駅or新千歳空港➡特急スーパーおおぞら➡約4時間➡釧路駅➡川湯温泉
●JR釧路駅➡釧網本線➡網走行➡川湯温泉駅➡バス➡約10分➡川湯温泉
●JR釧路駅➡釧網本線➡川湯温泉駅➡バス➡川湯温泉➡仁伏通り下車➡徒歩約2分➡川湯温泉
●JR釧路駅➡釧網本線➡川湯温泉駅➡バス➡川湯温泉行➡約10分➡終点下車すぐ➡川湯温泉
●JR釧路駅➡釧網本線➡川湯温泉駅➡バス➡大鵬相撲記念館前行➡約10分➡終点➡川湯温泉
●JR網走駅➡釧網本線➡川湯温泉駅➡駅前通り➡硫黄山方面➡R391➡川湯温泉
●JR新千歳空港駅➡南千歳駅➡釧路駅➡川湯温泉駅➡約3時間➡川湯温泉
●札幌中心部➡道南道➡千歳恵庭JCT➡道東道➡R241➡約360km➡約6時間➡川湯温泉
●小樽港➡JR小樽駅➡札幌駅➡釧路駅➡川湯温泉駅➡約6時間30分➡川湯温泉
●小樽港➡小樽IC➡札樽道➡札幌➡足寄IC➡390km➡約5時間30分➡川湯温泉
●苫小牧東港➡浜厚真駅-苫小牧駅-南千歳駅-釧路駅-川湯温泉駅➡約6時間30分➡川湯温泉
●苫小牧東港➡厚真C➡日高富川IC➡占冠IC➡足寄IC➡340km➡約5時間➡川湯温泉
●苫小牧東港➡苫小牧西港➡バスorタクシー➡苫小牧駅➡南千歳駅➡釧路駅➡川湯温泉
●たんちょう釧路空港➡バス➡約45分➡JR釧路駅➡釧網本線➡約1時間40分➡川湯温泉駅➡バス➡約10分➡川湯温泉
●女満別空港➡バス(女満別空港線)➡約30分➡JR網走駅➡釧網本線➡川湯温泉駅➡バス➡約10分➡川湯温泉
●女満別空港➡網走市➡R244➡R391(約1時間30分)➡川湯温泉
●女満別空港➡R243➡道道52(約1時間30分)➡川湯温泉
●根室中標津空港➡バス(中標津空港線)➡約30分➡中標津バスT➡バス➡約1時間30➡JR標茶駅➡釧網本線➡約30分➡川湯温泉駅➡バス➡約10分➡川湯温泉
●根室中標津空港➡バス➡中標津バスT➡標茶駅➡川湯温泉駅(約2時間30分)➡川湯温泉
●根室中標津空港➡道道13➡R243➡R391(約1時間30分)➡川湯温泉
●新千歳空港➡道南道➡千歳恵庭JCT➡道東道➡足寄IC➡国道利用➡約4時間30分➡川湯温泉
川湯温泉 近くの観光ガイド【大鵬相撲記念館】
不滅の名横綱と讃えられた第48代横綱大鵬が、弟子屈町川湯温泉で少年時代を過ごし、大きな夢を育てた郷里。生涯優勝32回(当時の記録)、そのうち全勝優勝8回、六場所連続優勝は2回あり、連勝記録は双葉山の69、千代富士53に次ぐ45連勝を記録し、相撲史上に数々の金字塔を打ち立てた。その大鵬の偉業を後世に伝える館内には、全ての優勝額や化粧回し、歴代横綱の写真などが約400点展示や少年時代からの写真を展示。特に名勝負・名場面の映画は迫力たっぷりで一見の価値がある。