北海道でも古くから知られている濁川温泉。寛政10年(1798年)に奉納された薬師如来像が現存しています。文化4年(1807年)に、当時の村役人であった加賀屋半左衛門が道を開き、新たに湯治場を整備開設。昭和38年(1963年)に設置された濁川温泉発祥の地の記念碑がある。濁川上流域の開けた盆地内の温泉郷で、泉源は数カ所あり、のどかな田園地帯に湯宿7軒の施設が点在。道内初の地熱発電所があり、温泉熱はビニールハウスに利用され野菜栽培などに活用されている。温泉の泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)。効能はリウマチ、神経痛、婦人病、火傷、胃腸病、皮膚病、便秘など。
【開湯日】
寛政10年(1798年)
【温泉の泉質】
>含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
56.0度 8.2の弱アルカリ性
濁川温泉 アクセス
⚫️JR苫小牧駅➡特急北斗➡約2時間10分➡森駅➡バス➡中央濁川下車➡徒歩約10分➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡森駅➡バス➡三岱入口行➡約30分➡終点下車➡徒歩約6分➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡森駅➡バス➡濁川温泉行➡約20分➡中央濁川下車➡徒歩約5分 ➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡森駅➡道道778号(濁川温泉線)➡タクシー➡約20分➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡森駅➡バス➡中央濁川下車➡約25分➡濁川温泉行➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡森駅➡濁川温泉行➡バス➡約20分(運転手に伝えれば近くで停車)➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡八雲駅下車➡徒歩約1分➡濁川温泉
⚫️JR函館本線➡本石倉駅➡直線距離で3489m➡濁川温泉
⚫️函館空港➡バス➡JR函館駅➡電車➡札幌方面行➡大沼公園駅下車➡タクシー約10分➡濁川温泉
⚫️函館駅➡バス➡森駅➡バス乗換➡三岱入口行➡道道778号➡約30分➡濁川温泉
⚫️札幌➡道央道➡落部IC➡R5➡道道778号経由➡15km➡濁川温泉
⚫️札幌➡道央道➡八雲IC➡R5➡道道778号線経由➡約60km➡約55分➡濁川温泉
濁川温泉 近くの観光ガイド【北海道電力(株)森地熱発電所】
森地熱発電所は北海道電力が所有する地熱発電所で、昭和57年(1982年)にわが国で8番目の地熱発電所とし運転を開始。現在の定格出力は2.5kwとなっている。特徴としては、カルデラ盆地に設置し世界的にも類をみないもので、国立公園外に最初に設置し、民家に隣接している大変珍しい地熱発電所。建物を周囲の景観と馴染むような色合いにしたり、機器類を屋内に設置して低騒音型のものを使用したりするなど、環境に配慮した運営を行っている。