雲仙随一の濁り湯として知られる小地獄温泉は享保14年(1731年)に湯治場として開湯し、かつては吉田松陰も訪れていた。大正8年(1919年)に現在の温泉館の前進である小地獄共同浴場ができた歴史ある温泉。平成5年(1993年)に国民宿舎の外湯としてリニューアルし、正八角形のドーム型木造湯屋が2つ並ぶユニークな建物が完成。温泉は柔らかな色合いの白い濁り湯で、正真正銘源泉かけ流しで、今も豊かに湧き続けている。しかし源泉の温度は噴き出る瞬間は90度、空気に触れて65℃~70℃となり、専用のパイプで40℃~43℃まで下げている。温泉の泉質は単純硫黄泉。温泉の効能は神経痛、くじき、慢性婦人病、関節痛、冷え性、糖尿病、関節こわばり、五十肩、疲労回復、慢性皮膚病、筋肉痛、痔疾、きりきず、運動麻痺、病後回復期、動脈硬化症、うちみ、慢性消化器病、高血圧症、健康増進 etc。
【開湯日】
享保14年(1731年)
【温泉の泉質】
単純硫黄泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
60度~90度 7.5の弱アルカリ性
雲仙小地獄温泉 アクセス
●JR長崎駅前➡︎バスターミナル➡︎特急で約90分➡︎小浜・雲仙行➡︎雲仙小地獄温泉
●JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎雲仙方面行➡︎雲仙お山の情報館前下車➡︎雲仙小地獄温泉
●JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎雲仙方面行➡︎1時間20分➡︎西入口下車➡︎雲仙小地獄温泉
●JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎雲仙行➡︎小地獄入口下車➡︎徒歩約15分➡︎雲仙小地獄温泉
●JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎1時間20分➡︎雲仙バスターミナル下車➡︎雲仙小地獄温泉
●長崎道➡︎諫早IC➡︎R34➡︎R57号➡︎県道128号➡︎36.5km➡︎約1時間➡︎雲仙小地獄温泉
●長崎道➡︎諫早IC➡︎R57➡︎雲仙方面➡︎約43km➡︎雲仙小地獄温泉
●長崎道➡︎諫早IC➡︎小浜町方面➡︎1時間➡︎雲仙小地獄温泉
●長崎道➡︎諫早IC➡︎車➡︎約1時間➡︎雲仙小地獄温泉
●長崎市内➡︎R34➡︎矢上大橋有料道路経由➡︎R251➡︎雲仙小地獄温泉
●長崎空港➡︎車➡︎約1時間10分➡︎雲仙小地獄温泉
雲仙小地獄温泉 近くの観光スポット【一切経の滝】
有家川源流にかかる滝で、奈良時代に雲仙開祖僧行基が修行をした一切経の滝。日本百霊峰行基開山の伝承があり、行基菩薩が修行したと云われている場所。 霊場らしい雰囲気が漂い、ヒンヤリとしたスポット。奈良時代の僧行基はこの地にお堂を建て仏道修行の道場と定め、一切経の経文をこの地に埋めたと伝えられています