雲仙温泉の開湯は大宝元年(701年)に、行基が温泉山満明寺を建立したのが始まりと云われており、同時に四面神を祀る温泉神社も建立された。温泉地としては約350年前、松平忠房の命により湯守の加藤善右衛門が湯宿(現在の湯元ホテル)を設置したことによると伝えられている。幕末には吉田松陰が当地を訪れ、またシーボルトらが雲仙温泉を海外へ紹介した。明治・大正期には上海租界の欧米人の保養地として繁栄した今日に至っている。温泉の泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)。温泉の効能は湿疹、しもやけ、切傷、皮膚病、慢性のリウマチ、糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進etc。
【開湯日】
大宝元年(701年)
【温泉の泉質】
単純硫黄泉(硫化水素型)
【温泉の温度】 【源泉のph値】
42度~97度 4.3の弱アルカリ性
雲仙温泉 アクセス
⚫️JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎雲仙行➡約80分➡︎終点下車➡︎徒歩8分➡︎雲仙温泉
⚫️JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎雲仙方面行➡︎1時間20分➡︎雲仙下車すぐ➡︎雲仙温泉
⚫️JR長崎駅➡︎バス➡︎長崎駅前ターミナル➡︎雲仙行➡︎島鉄バス雲仙営業所➡︎雲仙温泉
⚫️長崎道➡︎諫早IC➡R57➡︎県道128号➡︎経由➡︎約45km➡︎約60分➡︎雲仙温泉
⚫️長崎空港➡︎バス➡︎バス➡︎JR諫早駅➡長崎行➡︎小地獄入口バス停下車➡︎雲仙温泉
⚫️福岡➡︎高速バス➡︎島原線諫早➡︎バス➡︎雲仙公園行➡︎小地獄入口バス停下車➡︎雲仙温泉
雲仙温泉 近くの観光スポット【雲仙地獄】
雲仙温泉を代表する観光名所・地獄温泉。 岩山の間から地底から吹き出す白い蒸気が立ち上り、硫黄の香りが漂い、辺り一面を覆い尽くす光景は、まさに地獄そのもの。ここはキリシタン殉教の舞台でも知られ、殉職碑も建てられている。大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30あまりの地獄からなり、様々な哀史や伝説を今に伝えている。平成28年(2016年)秋にリニューアルし、今までの見る地獄から体感する地獄へと生まれ変わった。