九重連山の麓、飯田高原の中心地に湧く長者原温泉。やまなみハイウェイ沿いや高原の中に、旅館や日帰り入浴施設が点在。開湯は明治29年(1896年)に、九重山硫黄工業所の開設時に偶然源泉が見付かったのが始まりとされる九重九湯の一つ。名前の由来は、別府観光の功労者である油屋熊八翁が「朝日長者」伝説にちなんで名付けたと云われている。湯は無色無臭で、湯治客をはじめ登山客に多くにも利用されている。温泉の泉質は単純硫化水素泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾などなど。
【開湯日】
明治29年(1896年)
【温泉の泉質】
単純硫化水素泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
約60度~85度 6.4の中性
長者原温泉 アクセス
●JR久大本線➡豊後中村駅➡バス・牧の戸峠行➡約50分➡九重登山口下車➡長者原温泉
●JR日豊本線➡大分駅➡久大本線➡豊後中村➡バス➡九重登山口➡長者原温泉
●JR久大本線➡豊後中村駅➡バス➡九重登山口行➡終点下車➡徒歩5分➡長者原温泉
●JR久大本線➡豊後中村駅➡コミュニティバス➡くじゅう登山口方面行➡長者原温泉
●JR豊肥本線➡阿蘇駅➡やまなみハイウェイ➡約60分➡長者原温泉
●大分道➡湯布院IC➡やまなみハイウェイ経由➡20km➡車➡約50分➡長者原温泉
●大分道➡湯布院IC➡やまなみハイウェイ➡別府一の宮線11号➡長者原温泉
●大分道➡九重IC➡飯田高原中村線40号➡田野庄内線621号➡長者原温泉
●大分道➡九重IC➡県道40号➡県道621号➡飯田高原方面➡約20km➡長者原温泉
●玖珠郡九重町➡田野庄内線621号➡飯田高原中村線40号➡長者原温泉
●福岡方面➡大分道➡九重IC➡県道40号➡県道621号➡約30分➡長者原温泉
長者原温泉 近くの観光スポット【くじゅう自然動物園】
標高920mの阿蘇くじゅう国立公園内で、ウサギ、ラマ、羊、ニホンジカ、ロバなど20種類400頭の草食・小型動物を飼育している「くじゅう自然動物園」。大型の動物以外は園内に放し飼いにされているので、直接触ったり、エサをやったり直の触れ合いが大きな魅力である。オートキャンプ場やログハウスレストランも併設されている。