えびのインターより約10分、矢岳高原入口の山麓にほどの場所に位置する吉田温泉。3軒の施設しかなく、人通りも少ない寂しい温泉街。天文23年(1554年)に、霧島の大噴火により昌明寺村山麓に大量の湯が湧出した所がり、ある日矢傷を負った牝鹿が傷を癒していた。島津家の大守義弘公が戦傷病者をこの湯で治療させてたことから湯治場となり現在にいたっている。明治2年(1869年)に西郷隆盛も訪れている。温泉の湯は炭酸を感じる薄い鉄味。やや薄めのさっぱりした鉄の匂い。温泉の泉質はナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩温泉。温泉の効能は経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病病etc。
【開湯日】
天文23年(1554年)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
30.0度 7.22の中性
吉田温泉 アクセス
●JR吉都線➡吉松駅➡車➡約10分➡吉田温泉
●JR吉都線➡京町温泉駅➡車(タクシー)➡4km➡約5分➡吉田温泉
●JR吉都線➡えびの飯野駅➡車➡約6分➡吉田温泉
●JR肥薩線➡真幸駅➡車➡6Km➡約10分➡吉田温泉
●JR日豊本線➡国分駅➡バス➡約5分➡吉田温泉
●JR博多➡熊本➡人吉➡吉松➡京町温泉駅➡吉田温泉
●九州道➡えびのIC➡R268➡県道408号経由➡8km➡吉田温泉
●九州道➡宮崎方面➡えびのIC➡R268➡鹿児島方面➡京町温泉駅信号➡矢岳方面➡吉田温泉
●宮崎道➡小林IC➡車➡約50分➡吉田温泉
吉田温泉 近くの観光スポット【観光SL会館】
SLの車内を模した館内には物産館と食事処がある。併設のSL記念館では、SLの写真をはじめ信号機や駅員の制服などを紹介。また国家の威信をかけて建設された肥薩線の経緯を知ることのできる資料館。広場には近代化産業遺産に認定されたC55型蒸気機関車や石倉を展示している。