湯の児温泉

熊本県

熊本県南西部に位置する水俣市に、九州の地中海と云われる不知火海があり、その海岸に面したのが湯の児温泉。第12代景行天皇が発見したという古い歴史を持ち、開湯は奈良末期の宝亀年間(770年?780年)の云われている。また、傷ついた大海亀が湯浴みしていたことから始まったと云われる説もある。肌がスベスベになることから美人の湯とも呼ばれ、浴用としも飲用としても効能が高い。名所の由来は、湯が温かったことから湯の子供という意味で湯の児と名付けたという。本格的に開発されたのは大正14年(1925年)にボーリングに成功し、豊富な湯量を得てから規模が大きくなった。温泉の泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。温泉の効能は神経痛、リウマチ、皮膚病、糖尿病、婦人病など。

【開湯日】

  奈良末期の宝亀年間(770年?780年)

【温泉の泉質】

  ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    35度~49度       7.46の中性

湯の児温泉 アクセス

 
●JR博多駅➡︎九州新幹線➡︎新水俣駅➡︎車➡︎約15分orバス➡︎湯の児下車➡︎湯の児温泉
●JR鹿児島➡︎九州新幹線➡︎鹿児島中央駅➡︎新水俣駅➡︎約30分➡︎湯の児温泉
●JR鹿児島本線➡︎水俣駅➡︎バス➡︎湯の児温泉行➡︎約20分➡︎終点下車➡︎湯の児温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡︎水俣駅➡︎バス➡︎湯の児行➡︎約27分➡︎終点下車➡︎湯の児温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡︎津奈木駅出口➡︎バス➡︎約20分➡︎徒歩約54分➡︎湯の児温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡︎新水俣駅出口➡︎バス➡︎約20分➡︎徒歩約56分➡︎湯の児温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡︎水俣駅出口➡︎バス➡︎約10分➡︎徒歩約61分➡︎湯の児温泉
●福岡&熊本方面車➡︎南九州西回り道車➡︎津奈木IC車➡︎車➡︎約15分➡︎湯の児温泉
●南九州道➡︎八代南IC➡︎R3➡︎県道56号経由➡︎約44km➡︎約70分➡︎湯の児温泉
●南九州道➡︎水俣IC➡︎R3➡︎県道56号➡︎6km➡︎湯の児温泉
●南九州道➡︎津奈木IC➡︎車➡︎約15分➡︎湯の児温泉
●九州道➡︎栗野IC➡︎R268➡︎人吉市➡︎約40分➡︎湯の児温泉
●宮崎方面➡︎車➡︎九州道➡︎栗野IC➡︎約60分➡︎湯の児温泉
●鹿児島➡︎車➡︎九州道➡︎出水IC➡︎車➡︎約30分➡︎湯の児温泉

湯の児温泉 近くの観光スポット【湯の児海岸道路桜並木】

 
日本のさくら名所百選に指定された水俣市チェリーライン。その一角の湯の児海岸道路桜並木は、湯の児温泉街へと通じる。桜の開花時には約5kmに渡り、時折見え隠れするリアス式海岸の紺碧の海と桜のトンネルとの光景は絶景。海岸線に美しく立ち並ぶ桜の木々は、海上から花見が楽しめる。海上花見船も毎年3月下旬~4月上旬の土・日・祝日運行。平日は10名以上の事前予約で運行実施。

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