塩浸温泉

鹿児島県

鹿児島県霧島市牧園町にある温泉で、新川渓谷温泉郷の温泉群の一つ。歴史は古く文化3年(1806年)頃に、鶴が傷を癒していたことから鶴の湯いいとも呼ばれている。またこの温泉は、慶応2年(1866年)に、坂本龍馬がお龍を連れて日本最初の新婚旅行に訪れた地で、もっとも長く逗留した場所でもある。慶応3年1867年には、福山郷に住む岡本助八が浴場を設け、戊辰戦争の負傷兵に効能があったとして一躍有名になった。建物が老朽化したため、平成21年(2009年)に入浴施設は一旦閉鎖となったが、平成22年(2010年)に塩浸温泉龍馬公園として再開業した。温泉の泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉。温泉の効能は切り傷、火傷、慢性皮膚病etc。

【開湯日】文化3年(1806年)頃

【温泉の泉質】ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉

塩浸温泉 アクセス

⚫️JR国分駅➡バス➡30分➡塩浸温泉下車➡すぐ
⚫️鹿児島空港➡バス➡10分➡塩浸温泉下車➡すぐ

塩浸温泉近くの観光スポット【塩浸温泉龍馬公園】

坂本龍馬が新婚旅行で訪れた際、18日間も逗留したという温泉が塩浸温泉。園内には龍馬資料館や龍馬とお龍の縁結びの足湯、坂本龍馬・お龍新婚湯治碑、龍馬が入ったとされる湯舟である。慶応2年(1866年)1月22日、京都の小松帯刀邸において薩長同盟が成立した2日後、何者かに襲われて寺田屋で手に傷を負った坂本龍馬は、薩摩藩に匿われ、寺田屋のお龍とともに鹿児島へやってきた。これが日本初の”新婚旅行”といわれる旅。

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