桜島から大隅半島を南下した錦江湾沿いに位置し、桜島や江之島そして薩摩半島の開聞岳を望む風趣に富んだ温泉地が海潟温泉。昭和2年(1927年)に掘削して温泉が湧出。戦後間もなくは指宿や霧島と並ぶ温泉地として栄えていたが、その後市が漁業に方向転回した為、温泉は衰退した。現在は昭和で時間が止まってしまったような鄙びた漁村の温泉となっている。温泉は加水、加温、循環ではなく源泉掛け流し。温泉の泉質は単純硫黄泉(硫黄型・高温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、打ち身、くじき 慢性消化etc。
【開湯日】
昭和2年(1927年)
【温泉の泉質】
カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩
【温泉の温度】【源泉のpH値】
47.5度 9.3のアルカリ性
海潟温泉 アクセス
●JR九州新幹線➡︎鹿児島中央駅➡︎バス➡︎約20分➡︎鴨池港➡︎垂水フェリー➡︎約35分➡︎垂水港➡︎タクシー➡︎約7分➡︎海潟温泉
●JR鹿児島駅➡︎鹿児島港➡︎徒歩約5分➡︎海潟温泉
●鹿児島空港➡︎高速道路➡︎約1時間15分➡︎海潟温泉
●鹿児島港➡︎桜島フェリー➡︎桜島港➡︎約15分➡︎海潟温泉
●鹿児島市内➡︎桜島フェリー➡︎桜島港➡︎約15分➡︎海潟温泉
●鹿児島市内➡︎垂水フェリー➡︎高速道路➡︎約55分➡︎海潟温泉
●鹿児島県志布志港➡︎県道523号➡︎約1時間17分➡︎海潟温泉
●鴨池港➡︎垂水フェリー➡︎約35分➡︎垂水港➡︎タクシー➡︎約7分➡︎海潟温泉
●桜島港➡︎バス➡︎垂水港行➡︎約30分➡︎海潟下車➡︎徒歩約5分➡︎海潟温泉
●九州道➡︎国分IC➡︎車➡︎垂水市街地(海潟漁港付近)➡︎約40分➡︎海潟温泉
●東九州道➡︎隼人東IC➡︎車➡︎約65分➡︎海潟温泉
●隼人道路➡︎隼人東IC➡︎R10➡︎R220経由➡︎約44km➡︎約65分➡︎海潟温泉
海潟温泉 近くの観光スポット【和田英作画伯碑】
明治7年に垂水市に生まれ、洋画家として活躍した近代洋画の巨匠・和田英作。富士と薔薇の画家として知られ、海辺の早春、渡頭の夕暮、思郷などの作品を遺した。昭和36年に東京芸術学校の教授となり、昭和7年に同校校長。同18年には文化勲章を受章。日本的油彩画の一つの典型を確立し、功績を遺した。