国道3号線の屋地交差点から、県道368号線に、少し北に入ったところに位置する屋地温泉。屋地とはこの辺の地名で、昔は地元で屋地の湯と呼ばれていた。ところがすぐ近くに別の温泉があり(現在の舞鶴温泉)、こちらも地区としては同じ屋地で、屋地温泉と呼ばれていた。そのため混乱がおき、こちらを「はづき温泉」とよぶようになった。はづき温泉の歴史は、昭和19年(1944年)のボーリングで、冷泉を掘り当てた。その当時は近くまで砂浜がきていたが、今は面影もない。いかにも昔ながらの温泉銭湯といった雰囲気漂うよわせ、昭和を感じさせる温泉。ここの源泉は飲むことができ、硫黄の匂いがするが、口に含むと甘みも感じられる。肌は若々しくなるようだ。温泉の泉質は単純硫黄冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)。温泉の効能は皮膚病、婦人病、切り傷etc。
【開湯日】
昭和19年(1944年)
【温泉の泉質】
単純硫黄冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
26.0度 8.2の弱アルカリ性
屋地温泉 はづき温泉 アクセス
⚫️JR九州新幹線➡出水駅バス➡鹿児島空港行➡約37分➡宮之城下車➡屋地温泉 はづき温泉
⚫️肥薩おれんじ鉄道➡川内駅➡バス➡約50分➡タクシー➡約10分屋地温泉 はづき温泉
⚫️肥薩おれんじ鉄道➡野田郷駅出口➡徒歩約30分屋地温泉 はづき温泉
⚫️肥薩おれんじ鉄道➡高尾野駅➡3.8km屋地温泉 はづき温泉
⚫️九州道➡横川IC➡車➡約65分屋地温泉 はづき温泉
⚫️出水市野田町➡R3➡野地交差点➡R368➡曲がった道路沿屋地温泉 はづき温泉
⚫️出水市野田町➡R号➡屋地信号➡一般道➡高尾野方面➡徒歩1分屋地温泉 はづき温泉
⚫️出水市野田町➡R3➡屋地交差点➡県道368号➡北方向➡左手に看板屋地温泉 はづき温泉
【屋地温泉近くの観光スポット【千尋の滝】
鹿児島県薩摩郡さつま町平川の紫尾山登山コースの途中にある,落差72mの千尋の滝。紫尾山ふれあいの森の表示に従って約2km行くと落差約10mの一の滝があり、更に約1km行くと駐車場の奥に落差約10mの二の滝を見ることができる。更にこの本滝の下に落差約15mの三の滝も滝下から見るれる。国道328号沿いには展望所も設置されてるほか、紫尾登山口近くまで車で登り,そこから林道・遊歩道を進んで滝壺まで行くことも可能である。