宮之城温泉は、さつま町市街の北、川内川中流の田園地帯が続く盆地に位置し、かぐや姫の里と云われる竹林の町にある。江戸時代後期に大圓寺和尚により発見され湯治場として栄えたきた。古くは湯田温泉と呼ばれていたが、昭和7年(1932年)に現温泉名の宮之城温泉に改名。湯田の名称は現在でも共同浴場の名称に残る。昭和7年(1972年)の大水害で甚大な被害を受けたが復興。湯はぬるりとして、肌がすべすべになると女性に好評。また全国でも珍しいペット専門の温泉浴場もあり温泉好きの愛犬、愛猫家にも喜ばれている。温泉の泉質はアルカリ性単純硫黄泉。泉温は51度。温泉の効能は胃腸病、リウマチ、神経痛、痔など。
【開湯日】
江戸時代文政年間(詳細は不明)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純硫黄泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
51.2度 8.0のアルカリ性
宮之城温泉 アクセス
●さつま町➡︎宮之城鉄道記念館➡︎バス➡︎約15分➡︎宮之城温泉
●JR鹿児島本線➡︎川内駅➡︎バス➡︎宮乃城行➡︎鉄道記念館前乗換➡︎バス➡︎大口方面行➡︎宮之城温泉
●JR博多駅➡︎九州新幹線➡︎出水駅➡︎シャトルバス➡︎約38分➡︎宮之城温泉
●JR鹿児島➡︎中央駅➡︎JRバス➡︎約90分➡︎宮之城➡︎宮之城温泉
●鹿児島空港➡︎シャトルバス➡︎約45分➡︎宮之城➡︎宮之城温泉
●九州道➡︎横川IC➡︎県道50➡︎R504➡︎・R267号➡︎経由➡︎約34jn➡︎約65分➡︎宮之城温泉
宮之城温泉近くの観光スポット【宮之城歴史資料センター】
旧石器時代から江戸時代までの遺跡の調査結果や宮之城の武士たちが代々大切にしてきた甲冑や刀剣類など幅広く展示。郷土の先人達がどのように生きたのかを歴史・民俗・美術を通して学習することができる。また資料センター近くの宗功寺関連の資料や江戸時代に宮之城を支配した宮之城島津家の事績について分かりやすく学ぶことができる。 年に2回、さつま町にゆかりのあるテーマで企画展や特別展を開催している。