江戸時代、松前藩が参勤交代の折りに通ったことから、松前街道の名がつく津軽半島東海岸交通の要衝で、国道280号線に沿って静かな佇まいの平舘村。村役場から山の方へ7分ほど歩くと平舘不老ふ死温泉に辿り着く。その歴史は古く、約300年もの昔から湧き出し津軽半島で最古を誇り、津軽一統志にも平舘村の根子の湯と記録されている。また、昔は鶴の湯と蟹の湯とに別れていたのを、不老不死温泉と一体化したもの。泉温は40度弱とやや温めだが、湯上がりは汗が引かないほどの保温効果があり、体の芯から温まることから熱の湯とも呼ばれている。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉、弱アルカリ泉。温泉の効能はリウマチ性疾患、痛風および尿酸素質、創傷、高血圧症、動脈硬化症など リウマチ性疾患・痛風および尿酸素質・創傷・高血圧症・動脈硬化症など。
【開湯日】
約300年程前(詳細は不明)
【温泉の泉質】
ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉、弱アルカリ泉
【【温泉の温度】【源泉のpH値】
41.0度 8.76アルカリ性
平舘不老不死温泉 アクセス
⚫️JR新青森駅駅➡北海道新幹線➡中小国➡津軽線➡津軽いまべつ➡9760m➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR新青森駅➡津軽線➡蟹田駅➡︎タクシー➡︎約15分➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR青森駅➡津軽線➡蟹田駅➡︎バス➡︎元宇田行➡︎平舘支社前➡︎徒歩約5分➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR新函館北斗駅➡北海道新幹線➡中小国➡津軽線➡津軽今別➡9760m➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR津軽線➡蟹田駅➡バス➡元宇田行➡平舘支社前下車➡徒歩約5分➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR青森駅➡津軽線➡津軽二股➡9900m➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR青森駅➡津軽線➡蟹田駅➡北➡16km(車➡約20分)➡︎平舘不老不死温泉
⚫️JR津軽線or津軽海峡線➡津軽線➡蟹田駅下車➡バス➡平舘支所下車➡徒歩約5分
⚫️JR弘前駅➡奥羽本線➡津軽線➡蟹田駅➡タクシー➡約15分(バス約35分)➡︎平舘不老不死温泉
⚫️青森市上古川交差点➡松前街道(R280)➡JR蟹田駅➡松前街道➡平舘➡︎平舘不老不死温泉
⚫️青森中心部➡松前街道(R280)➡竜飛崎方面➡平舘役場前➡左折➡︎平舘不老不死温泉
⚫️弘前中心部➡東北道➡安代IC➡青森IC➡約1時間15分➡平舘役場➡500m➡︎平舘不老不死温泉
⚫️八戸中心部➡八戸道➡東北道➡青森IC➡45km➡約50分➡︎平舘不老不死温泉
平舘不老不死温泉 近くの観光ガイド【名松鍛冶屋の一本松】
かつては低湿地の潟でだった頃、千石船がこの松にとも綱をとめたといわれるている。松田鍛冶屋が所有していたこの松は、鍛冶屋の一本松と呼ばれたが、明治26年に当時の当主松田弥助氏が、蟹田上町で医院を開業していた工藤景一氏へ、58円で売り渡したと伝えられている。その後昭和18年に景一氏の子息丙午氏から蟹田自治会に寄贈され、現在に至っている。