昭和38年(1963年)に10km先の猿倉温泉から引湯して開湯、比較的新しい歴史の奥入瀬渓流温泉。十和田湖から流れこむ奥入瀬川が、北の八甲田山麓に源を発する蔦川と出会う地点に広がる温泉。また奥入瀬川を挟んで隣接する焼山温泉とともに、十和田湖温泉郷を形成している。源泉温は50〜68度くらいのやや温めで、ゆったりと温泉を楽しみながらの長湯に最適。湯上り後のほっかほっか感が長時間持続し、体の芯まで温まると評判。温泉は無色透明で、湯煙りと共に漂う硫黄の香りと湯の花に温泉情緒を実感させる。奥入瀬渓流の大自然を間近に湯浴みを堪能でき、数少ない至福の温泉と云えるだろう。温泉の泉質は単純温泉(低張性中性高温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、リウマチ、アトピー、胃腸病など。
【開湯日】
昭和38年(1963年)
【温泉の泉質】
単純温泉(低張性中性高温泉
【源泉のpH値】
56度 6.12弱酸性
奥入瀬渓流温泉 アクセス
⚫️JR八戸駅➡︎東北新幹線➡︎七戸十和田駅➡︎バス➡︎約80分➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️JR新青森駅➡︎東北新幹線➡︎七戸十和田駅➡︎バス➡︎約80分➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️JR新青森駅orJR新青➡︎下田百石IC➡︎第二みちのく有料道路➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️JR青森駅➡︎東北新幹線➡︎七戸十和田駅南口1番➡︎バス➡︎約35分➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️JR八戸駅下車➡︎バス➡︎十和田湖行➡︎約1時間27分➡︎十和田湖温泉郷下車➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️JR八戸駅前➡︎バス➡︎八戸官庁街通バス停下車➡︎約1時間➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️東京方面➡︎車➡︎東北道➡︎八戸道経由➡︎第二みちのく有料道路➡︎下田百石IC➡︎R45➡︎R102経由➡︎十和田湖方面(下田・百石IC➡︎車➡︎約1時間20分)➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️青森市中心部➡︎みちのく有料道路➡︎R4➡︎十和田市内➡︎約60km➡︎美術館➡︎奥入瀬渓流
⚫️青森市中心部➡︎東北道➡︎青森東IC➡︎みちのく有料道路➡︎R4➡︎十和田市内orR102➡︎黒石市R394➡︎城ヶ倉大橋➡︎酸ヶ湯温泉➡︎R103➡︎十和田方面➡︎奥入瀬渓流
⚫️青森市中心部➡︎R103➡︎八甲田縦走(青森空港➡︎車➡︎約1時間40分)➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️弘前中心部➡︎R102➡︎十和田湖経由➡︎R394➡︎八甲田横断(東北道➡︎黒石IC約1時間30分)➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️弘前中心部➡︎R102➡︎奥入瀬渓流方面➡︎R103➡︎黒石温泉郷方面➡︎R454➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️八戸中心部➡︎東北道➡︎八戸道➡︎百石道路➡︎下田百石IC➡︎R45➡︎R102➡︎約20km➡︎十和田市現代美術館➡︎奥入瀬渓流温泉
⚫️秋田中心部➡︎秋田道➡︎北上JCT➡︎東北道➡︎R103➡︎十和田湖➡︎R102➡︎奥入瀬渓流
⚫️盛岡中心部➡︎R103➡︎十和田湖➡︎R102➡︎奥入瀬渓流
奥入瀬渓流温泉 近くの観光ガイド【乙女の像】
国立公園指定15周年記念事業の一環として、智恵子抄で知られる詩人で彫刻家である高村光太郎作の一対のブロンズ裸婦像を青森県が、昭和28年に設置した。国立公園指定に功績のあった、十和田湖を広く世に紹介した文人大町桂月や当時の青森県知事武田千代三郎、地元村長の小笠原耕一の3氏を称え、互いに左手を合わせる形で向き合っている。乙女の像の傍らには、この像への想いを詠った「十和田湖畔の裸像に与う」という詩を刻んだ石碑もある。