八甲田連峰の東南端に位置し、山懐に抱かれた1軒宿の谷地温泉。またニセコ薬師温泉、祖谷温泉と並び日本三秘湯の一つに数えられ、その歴史は約400年前に遡る。青森駅からバスで約90分、高田大岳登山道の中腹にあり、標高約782mの高地で、清涼な山の空気が実に心地良い。温泉は皮膚病や腰痛に効く湯として人々に親しまれ、神経痛・神経麻痺の効能も高く、湯治客に人気を博している。湯量は毎分約180リットル、無色透明で38度のぬるめの湯と白濁した42度のやや熱めの湯の2種類の温泉があり、いずれも湯船の底から源泉が湧出している。温泉の泉質は単純温泉(低張性弱酸性低温泉)。温泉の効能は神経麻痺、腰痛、皮膚病、胃腸病、糖尿病、喘息、婦人病、切り傷など。
【開湯日】
約400年(詳細は不明)
【温泉の泉質】
単純温泉(低張性弱酸性低温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
42.0度 5.53の弱酸性
谷地温泉 アクセス
⚫️JR東京駅➡東北新幹線➡七戸十和田駅➡バス➡約80分➡谷地温泉
⚫️JR仙台駅➡東北新幹線➡七戸十和田駅➡バス➡約80分➡谷地温泉
⚫️️JR函館北斗駅➡北海道新幹線➡新青森駅➡バス➡約100分➡谷地温泉
⚫️JR新青森駅➡バス➡十和田湖行➡約1時間37分➡谷地温泉下車➡徒歩5分➡谷地温泉
⚫️️JR新青森駅➡青森駅➡バス➡十和田湖行➡約1時間19分➡谷地温泉下車➡谷地温泉
⚫️JR青森駅➡バス➡十和田湖行➡谷地温泉下車(冬季運休)➡谷地温泉
⚫️JR八戸駅➡東北新幹線➡七戸十和田駅➡バス➡約80分➡谷地温泉
⚫️️東京(羽田)空港➡青森空港➡リムジンバス➡JR青森駅行➡約35分➡バス➡十和田湖行➡約80分➡谷地温泉下車➡徒歩約5分➡谷地温泉
⚫️️大阪(伊丹)空港➡青森空港➡リムジンバス➡JR青森駅行➡約35分➡バス➡十和田湖行➡約80分➡谷地温泉下車➡徒歩約5分
⚫️️青森中心部➡R103➡県道40➡R394経由➡約1時間30分➡谷地温泉
⚫️青森中心部➡青森IC➡青森中心部➡黒石IC➡車➡約60分(送迎バス有)➡谷地温泉
⚫️青森駅下車➡バス➡十和田湖行➡約80分➡谷地温泉下車➡徒歩約5分➡谷地温泉
⚫️八戸中心部➡八戸道東➡北道➡黒石IC➡R102➡R394➡R103➡谷地温泉
谷地温泉 近くの観光ガイド【唾蓮沼 】
八甲田を通る道路で最も標高が高い地点である笠松峠付近に位置する睡蓮沼。谷地温泉酸ヶ湯温泉と谷地温泉の中間地点にある景勝地。標高は約1,000m、睡蓮沼自体の付近の道路は路肩が広く設けられ、6月上旬はミズバショウが一面に咲き乱れ、10月には八甲田の山々を背景に目を見張るような紅葉が見られる。7月上旬~中旬にかけ、華麗なスイレンの一種エゾヒツジグサが見られることが、スイレン沼の名前の由来となっており、仙人の庭とも呼ばれている。