福島と茨城の県境付近、そして阿武隈山地の南端、久慈川上流部の支流のそのまた支流、湯川沿いの標高500m近い、花崗岩の割れ目から湧出している湯岐温泉。それが湯岐の由来となっている。開湯は天文3年(1534年)と歴史は古く、中風の湯として知られてきた。山形屋・和泉屋・井桁屋の3軒の宿と共同浴場が寄り添うように並んでいる。江戸時代には水戸藩の儒学者藤田東湖もここで静養したと云われている。また江戸中期には幕府の天領という由緒あるいで湯で、どこかおっとり、のんびりした秘湯。ぬるいお湯に半日つかりながらゆっくりと疲れをいやすのが、湯岐の温泉マナーである。湯は無色透明の湯は温めで、ツルツルする肌触りになると評判。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。泉温は38.7度。温泉の効能は切り傷、火傷、神経痛、関節痛、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾など。
【開湯日】
天文3年(1534年)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
25.7度 9.7のアルカリ性
湯岐温泉 アクセス
●⚫️️JR東京駅➡︎東北新幹線➡︎福島駅➡︎バス➡︎土湯温泉行➡︎土湯温泉下車➡︎タクシー➡︎湯岐温泉
⚫️️JR東京駅➡︎東北本線➡︎福島駅➡︎バ急行ハイランド循環or路線バス➡︎野地温泉下車➡︎湯岐温泉
⚫️️JR東京駅➡︎東北新幹線➡︎白石蔵王駅➡︎タクシー➡︎約15分➡︎湯岐温泉
⚫️️JR郡山駅➡︎水郡線➡︎磐城塙駅➡︎バス➡︎片貝行き➡︎湯岐温泉入口下車➡︎湯岐温泉
⚫️️東京中心部➡︎東北道➡︎福島西IC➡︎R115➡︎県道30経由➡︎車➡︎約45分➡︎湯岐温泉
⚫️️東京中心部➡︎福島西IC➡︎土湯トンネル入口➡︎東鴉川トンネル➡︎右折➡︎湯岐温泉
⚫️️東京中心部➡︎東北道➡︎いわき勿来IC➡︎R289・県道111経由➡︎約25km➡︎約40分➡︎湯岐温泉
⚫️️仙台中心部➡︎東北道➡︎福島西IC➡︎R115➡︎県道30号➡︎猪苗代方面➡︎26km➡︎湯岐温泉
⚫️️郡山中心部➡︎東北道➡︎福島西IC➡︎R115➡︎県道30経由➡︎車約45分(福島駅➡︎送迎バス)➡︎湯岐温泉
⚫️️盛岡中心部➡︎東北道➡︎福島西ICor磐越道➡︎猪苗代磐梯高原IC➡︎車(R115経由)➡︎湯岐温泉
⚫️️郡山中心部➡︎磐越道➡︎猪苗代磐梯高原IC➡︎R115➡︎約40分➡︎湯岐温泉
⚫️️水戸中心部➡︎常磐道➡︎那珂IC➡︎車➡︎約80分➡︎湯岐温泉
湯岐温泉 近くの観光スポット【はなわの古民家】
江戸末期の280年前に塙町植田地区に建てられ、名主が所有していたと思える旧家を復元した。旧家は湯遊ランドはなわの正面に移築し、当時の生活様式を見ることができる。ここは公営温泉施設の一角にあり、幅広い年代層が楽しめる場所でもある。初夏の季節には広大な山つつじ。夏から秋にかけてはダリアも見事に咲き誇る。ダリア祭り期間中は古民家カフェも開催。