栃木県西部の群馬県境に位置し、足尾銅山で知られる足尾町の温泉。皇海山や庚申山など2000m級の山々が連なり、渡良瀬川の源流など豊かな自然に抱かれ、新緑や紅葉の美しい庚申川渓谷、荒々しい景観の松本渓谷などがある。温泉は昭和46年(1971年)に古河鉱業(株)が、探鉱中に泉脈を発見したことが始まりで、町内の各宿泊施設に引湯されている。また、平7年には新しい温泉の掘削に成功し、肌がつるつるすることから、美肌の湯とも呼ばれている。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節炎、慢性消化器病、冷え性に効能が高い。400年を誇る足尾銅山の歴史散策をはじめとして松木渓谷や庚申山、皇海山なや、日光、中禅寺湖を舞台とする日光国立公園や横根山、井戸湿原、古峰ヶ原高原などを背景とした前日光県立自然公園などの旅の拠点として便利。
【開湯日】
昭和46年(1971年)
【温泉の泉質】
単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
>36度 10.0の強アルカリ性
足尾温泉 アクセス
⚫️JR&東武日光駅➡バス➡約40分➡足尾温泉
⚫️わたらせ渓谷鉄道➡通洞駅➡タクシー➡約15分➡足尾温泉
⚫️わたらせ渓谷鐵道➡神戸駅➡バス➡約18分➡足尾温泉
⚫️日光宇都宮道路➡清滝IC➡R122➡県道293号➡約24キkm➡約20分➡足尾温泉
⚫️JR&東武日光駅➡日光市営バス➡約40分➡足尾温泉
⚫️JR日光線鹿沼駅➡バス➡リーバス古峯原線➡古峯原神社➡足尾温泉
⚫️JR日光駅➡バス➡中禅寺温泉or湯元行➡中禅寺温泉下車➡約5分➡足尾温泉
足尾温泉 近くの観光スポット【足尾銅山観光】
かつては日本一の鉱都と呼ばれ大いに栄え、400年の歴史を誇る足尾銅山坑内の観光施設。トロッコ電車に乗って全長700mの坑道に入ると、往時の厳しく辛い鉱石採掘の様子がリアルに人形で再現。鉱石から銅になるまでの過程などが展示され、3つの資料館も併設。日本の近代化を支えた足尾銅山の歴史や役割を学ぶことができる。