群馬県と新潟県の上越国境の三国峠の東南麓・猿ヶ京温泉をさらに奥へ入った赤谷川上流に位置する川古温泉。開湯歴史は定かではないが、「川古の土産は一つ杖をすて」と云われ、古くから効能高い湯治場として親しまれ、猿ケ京・三国温泉郷のひとつに数えられる。元々は川原に温泉が湧出し、そこを浴槽として利用してきました。昭和62年(1987年)に、川原に湧出していた従来の源泉が不安定なったこともあり、新たな源泉を求めてボーリングを行い、豊富な温泉を得ることができた。また当時の記録では40度弱の温泉が、毎分2800リットルも噴出したとある。その後、温泉の量は毎分750リットル程で安定し、以前から温い温泉だったこともあり、各浴槽には源泉を直接入れていた。温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉)。温泉の泉温は39.8度。温泉の効能は神経痛、リウマチ、筋肉痛、関節痛、胃腸病、皮膚病、冷性、動脈硬化、痔疾など。
【開湯日】
江戸時代後期に湧いていた(詳細は不明)
【温泉の泉質】
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
39.8度 8.0弱のアルカリ性
川古温泉 アクセス
⚫️JR東京駅➡上越新幹線➡上毛高原駅➡バス➡猿ヶ京行➡終点下車➡タクシー約15分➡川古温泉
⚫️JR東京駅➡上越新幹線➡高崎駅➡上越線➡水上駅➡タクシー約20分➡川古温泉
⚫️JR東京駅➡上越新幹線➡高崎駅➡上越線➡水上牧駅➡16.67km➡タクシー約20分➡川古温泉
⚫️JR東京駅➡上越新幹線➡高崎駅➡上越線➡後閑駅下車➡バス➡猿ヶ京温泉行➡終点下車➡タクシー➡約15分➡川古温泉
⚫️JR上野駅➡上越新幹線➡上毛高原駅➡バス➡猿ヶ京温泉下車➡タクシー➡約15分➡川古温泉
⚫️JR上野駅➡上越新幹線➡高崎駅➡上越線➡後閑駅➡︎バス➡︎猿ヶ京バス停下車➡︎タクシー➡︎約15分➡川古温泉
⚫️JR大宮駅➡上越新幹線➡上毛高原駅➡バス➡関猿ヶ京行➡約31分➡猿ヶ京温泉下車➡タクシー約15分➡川古温泉
⚫️JR前橋駅➡両毛線➡新前橋駅➡上越線➡上毛高原駅下車➡バス➡猿ヶ京温泉行➡終点下車➡タクシー➡約15分➡川古温泉
⚫️JR新潟駅➡上越新幹線➡上毛高原駅➡バス➡猿ヶ京行➡終点下車➡タクシー➡約15分➡川古温泉
⚫️東京中心部➡関越道➡月夜野IC➡R17➡県道270経由➡18km➡川古温泉
⚫️東京中心部➡関越道➡月夜野IC➡R17➡猿ヶ京方面➡相俣信号➡県道270➡水上方面右折➡赤いアーチ橋渡って左折➡坂を下って右➡➡川古温泉
⚫️東京中心部➡関越道➡水上IC➡約20分➡温泉街方面➡猿ヶ京方面標識➡左折➡赤い橋の手前を右折➡川古温泉
⚫️高崎中心部➡関越道➡月夜野IC➡R17➡県道270経由➡18km➡川古温泉
川古温泉 近くの観光スポット【赤谷湖】
赤谷湖は赤谷川を堰き止めてできた人造湖。かつては湖底に湯島温泉や笹の湯などがあったが、ダム建設により湖底に沈み、湖岸に猿ケ京温泉が造られた。現在は三国国境の山並みを映す静かな湖で、赤谷湖沿いには自然歩道が整備されており、美しい景観を楽しみながらのウォーキングやマラソンが楽しめる。