白子温泉が湧出したのは平成元年(1989年)で、2000mのボーリングして源泉を開発した比較的歴史の新しい温泉。また白子温泉の泉質は、全国的にも珍しいヨウ素を含んだナトリウム塩化物泉。ヨウ素は通常うがい薬や消毒に使われるもので、白子町はこのヨウ素の産出量が年間1000トンを誇っている。昔から白砂青松をうたわれた名所で、今もその面影を残す九十九里浜のそのほぼ中央に位置し、九十九里浜唯一の温泉地。わずかに黄色がかっている事から黄金の湯とも称され、美肌効果や保湿効果に優れている。温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉。温泉の効能は火傷、皮膚病、創傷、美肌、神経痛、慢性消化器系疾患、冷え性など。豊富な天然ガスを利用した砂風呂は、鹿児島県指宿に次ぎ40年近い歴史がある。
【開湯日】
平成元年(1989年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-塩化物泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
31.0度 7.7の弱アルカリ性
白子温泉 アクセス
●JR外房線➡︎茂原駅➡︎小湊鉄道➡︎白子車庫行き➡︎バス➡︎約20分➡︎中里海岸下車すぐ
●九十九里有料道路➡︎白子IC➡︎車約5分➡︎信号左折➡︎次の信号➡︎中里海岸付近が白子温泉
●東金九十九里有料道路➡︎白子IC➡︎約2分
白子温泉 近くの観光スポット【無料観光地引網(中里海水浴場)】
九十九里浜で地引き網の発祥の地として伝えられている白子海岸。地引網発祥の地記念碑が、南白亀川河口近くの自然公園内に建てられている。平成8年(1996年)に日本の渚百選に選定された九十九里浜の一部であり、海水浴シーズンには地引き網が行われる。中里海岸の沖合いに朝早く仕掛けた網を、片側50人~60人で掛け声よく力強く網を手繰り寄せる。鰯や鯵などの魚が飛び跳ねる。