仙石原は、約2万年前は芦ノ湖の湖底だった云われる当地は、今も火口原湖の名残を残し一帯に湿原が広がる。 標高700m前後の広い草原に開けた温泉リゾートで、下湯、上湯、元湯場、俵石、仙石の5つの湯をまとめて仙石原温泉と云う。 温泉利用は江戸時代中期、元文元年(1736年)に、大涌谷からの引き湯で、白く濁った酸性石膏泉が特徴。 現在も大涌谷(硫黄泉=白濁湯)と姥子(透明湯)の引湯を集中管理して各旅館・ホテルに供給しています。 そこには芦ノ湖畔の豊富な地下水も利用されてきました。昭和初期から別荘地として発展。仙石原湿原植物群」は 国の天然記念物にも指定され、日本で唯一の湿生花園では約200種類の湿原植物を観賞できる。ゴルフコースや美術館なども多い。温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。温泉の効能は神経痛、関節痛、動脈硬化、皮膚病、痔疾、美肌など。
【開湯日】
元文元年(1736年)
【温泉の泉質】
カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
67.9度 2.6の酸性
箱根仙石原俵石温泉 アクセス
●新宿駅 ➡︎小田急ロマンスカー➡︎箱根湯本駅➡︎バス➡︎俵石・ガラスの森下車➡︎箱根仙石原俵石温泉
●東京駅 ➡︎新幹線➡︎小田原駅➡︎箱根登山バス➡︎俵石・ガラスの森下車➡︎箱根仙石原俵石温泉●箱根登山バス➡︎俵石・箱根ガラスの森前➡︎徒歩➡︎約20分➡︎箱根仙石原俵石温泉
●箱根登山鉄道 箱根湯本駅からタクシーで約30分➡︎箱根仙石原俵石温泉
●東名高速道路➡︎御殿場IC➡︎車➡︎約20分➡︎箱根仙石原俵石温泉
●小田原箱根道路➡︎箱根口IC➡︎車➡︎約20分➡︎箱根仙石原俵石温泉
箱根仙石原俵石温泉 近くの観光スポット【仙石原高原】
仙石原の中央にそびえる台ケ岳の北西麓一帯は、早川の上流にある火口原で,湿原植物が多く天然記念物に指定されている。また以前は広大な原野が広がっており、開墾し穀物を収穫することを願いを込め仙石原と名付けられた。今は美しい景観が楽しめるので、多くの人に親しまれている。また3月中旬~下旬頃には景観を守る目的でススキを燃やし、山焼きも行われる。