山梨県南都留郡道志村、南に神奈川県との境を定める丹沢山地を控え、そして道志川の支流、室久保川の渓流沿いにある道志の湯温泉。平成4年(1992年)にオープンした村営の立ち寄り温泉は、木造一部鉄筋平屋の落ち着いた和風の建物で、広々としたガラス張りの男女別の浴槽と、あずまや風の露天岩風呂が心地よい。平成11年(1999年)にオープンした紅椿の湯がある。湯はやや熱めで透明で、わずかに青みがかっている。また付近には天狗岩の奇岩や、大室指の甲斐七滝などの見所も多い。温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、くじき、痔疾、冷え性、切り傷、火傷、慢性皮膚病など。
【開湯日】
平成4年(1992年)
【温泉の泉質】
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
17.8度〜21.2度 8.7〜9.8の弱アルカリ性
道志の湯温泉 アクセス
●中央自動車道➡︎都留IC➡︎約30分➡︎道志の湯温泉
●中央自動車道➡︎相模湖IC約50分➡︎道志の湯温泉
●富士急行線➡︎都留市駅➡︎タクシー➡︎約30分➡︎道志の湯温泉
道志の湯温泉 近くの観光スポット【的様】
道志川の支流、室久保川の上流にある的様は、沢床に黒点を中心に同心円状に模様が浮かび上がって見えるので、源頼朝がこの周辺で武道訓練をした云い伝えもある。昔から弓の的のように見える珍しい一枚岩の花崗岩。現在は五穀豊穣と雨乞いの神様として、村人たちに親しまれている。現在もここより四粁(いちり)離れた戸渡部落には、射場として櫓を組んだ場所があり櫓開戸と呼ばれている。