南アルブスの山懐に抱かれた標高800mの釜無川の最上流河岸に建つ塩沢温泉。フォッサ・マグナ地帯から湧出する2つの源泉を持つ名湯。第1泉源は、明治7年（1887年）の開湯を誇り、多くの先人の病いを癒してきた湯治場的古湯「塩沢温泉」の源泉。塩沢川河岸岩壁の割れ目より自然に湧出している硫化水素臭のやや強い中性・食塩泉系単純温泉、温泉30度の低温泉源泉。第2泉源は、地下600mの断層破砕帯から湧出してくる源泉ぬる湯浴から高温浴まで泉質を変えることなく利用し得る、湧出口温度35度。温泉の泉質は食塩泉系単純温泉＆ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。湧出量は130トンの自噴による源泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身・くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、きりきず、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。
【開湯日】
、明治7年（1887年）
【温泉の泉質】
食塩泉系単純温泉＆ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
32.5度 9.8の弱アルカリ性
白州塩沢温泉 アクセス
●中央道➡︎小淵沢IC➡︎約25分➡︎白州塩沢温泉
●JR中央本線➡︎小淵沢駅➡︎タクシー➡︎約15分➡︎白州塩沢温泉
白州塩沢温泉 近くの観光スポット【サントリー白州蒸溜所】
サントリー白州蒸溜所は南アルプスの麓に位置し、大自然の恩恵を最大限生かしながら、白州の地ならではのウイスキーをつくり続けている。昭和48年に、サントリーウイスキー誕生50周年を記念し、山崎蒸溜所に次ぐ同社二つ目の蒸溜所としてに設立した。標高700ｍに位置し、世界でも類のない高地(白州)に立地する森の蒸溜所。蒸溜所内の設備が見学できる人気のガイドツアーや、ウイスキーの博物館もある。
