JR穴山駅近くの北東に位置する静養向きの温泉が穴山温泉。七里岩の上にあり、北に八ヶ岳、西に南アルプス、東に茅ケ岳を望む眺望が素晴らしい。開湯は大正元年(1912年)で、昔懐かしい情緒漂う一軒宿で、無色透明で肌に優しい湯は、入浴後のすべすべした感触が楽しめる。また登山家が良く利用するが、日本百名山の著者で知られる深田久弥氏もよく訪れていた。また、山を愛する人々が深田氏の偉業を讃え庭園記念碑が建立した。温泉の泉質は弱アルカリ性温泉。温泉の効能は神経痛、胃弱、皮膚病、リューマチ、痔、胃腸病など。
【開湯日】
大正元年(1912年)
【温泉の泉質】
弱アルカリ性温泉
【温泉の温度】
18度
穴山温泉 アクセス
●JR中央本線➡︎穴山駅下車➡︎徒歩約10分 ➡︎穴山温泉
●中央道➡︎須玉IC➡︎R141➡︎県道603号➡︎約km➡︎約8分 ➡︎穴山温泉
●JR中央本線➡︎新府駅➡︎徒歩約35分
穴山温泉 近くの観光スポット【新府城跡】
天正9年に武田勝頼が築いた戦国時代末期の城郭跡。しかし築城してわずか68日で織田勢に攻められ、勝頼自らが火を放った悲運の城。釜無川を直下に見下ろす断崖の独立丘陵上に、石垣を用いず土塁と堀により築城されていたと伝えられている。今日では本丸跡付近にある新府藤武神社の周りに、見事なソメイヨシノの桜が30本近く咲く名勝。