木曽と伊那谷を結ぶ大平街道沿い、標高1000mの森の中に位置する富貴畑高原温泉。平成3年(1991)に開湯した比較的新しい温泉。湯はわずかなぬめり感がある。木地師の里だけあり、総檜造の湯船を備えている宿もあり、木曽らしく天然材をふんだんに使用して、山々と一体になれる温泉。温泉郷の中には、富貴の森温泉に床浪荘とホテル富貴の森の2軒の宿泊施設がある、ともに日帰り入浴も可。町域には、旧中山道の宿場町として栄えた妻籠宿と三留野宿がある。温泉の泉質はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消火器病、慢性皮膚病、冷え、疲労回復、病後回復期など。
【開湯日】
平成3年(1991)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純硫黄冷鉱泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
20度 8.78のアルカリ性
富貴畑高原温泉 アクセス
●JR中央本線➡︎南木曽駅➡︎タクシー約➡︎15分➡︎富貴畑高原温泉
●中央道➡︎中津川IC➡︎約45分また中央道➡︎飯田IC➡︎約45分➡︎富貴畑高原温泉
●長野自動車道➡︎塩尻IC➡︎車➡︎約145分 ➡︎富貴畑高原温泉
富貴畑高原温泉 近くの観光スポット【脇本陣奥谷】
本陣奥谷は、代々妻籠宿で脇本陣もしくは問屋を勤めた林家の住宅で、明治10年に建てられ、それまで禁制の桧をふんだんに使用した建物で、当時の粋が集まった堂々たる屋敷は国の重要文化財。現在は博物館施設なっており、昔の生活道具、皇女和宮よりの拝領品など歴史を語る品々を展示した公開し、案内人の説明も脇本陣奥谷と妻籠宿本陣、歴史資料館の3館共通券でお得に見学可能。