南木曽町の山間の温泉で、観光名所の妻籠宿にも程近い「あららぎ温泉」。木工会社が経営する温泉で、平成5年(1993年)に開湯。立派な檜風呂が名物となっている。湯も負けずに、泉温が低い為の加温以外は、加工一切無しのかけ流し。湯は無色透明で柔らかく、ツルツル感があり、肌荒れの防止や改善にも効果があり美肌の湯としても評判。また体の芯までよく温まり、冷え性や神経痛などにも効果が高い。近くには江戸時代の面影を残す古い宿場町が点在している。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後の回復、健康増進など。
【開湯日】
平成5年(1993年)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
28.4度 9.4のアルカリ性
あららぎ温泉 アクセス
●JR中央本線➡南木曽駅➡バス➡交通保神行き➡約20分➡あららぎ温泉
●中央道➡中津川IC➡R19➡R256➡妻籠・清内路峠方面➡約25km➡あららぎ温泉
あららぎ温泉 近くの観光スポット【武田信玄の浪合関所跡】
武田信玄が伊那郡を手中にし、弘治年間(1555~1557)南信濃の動向を監視するため関所を各地に配置した。浪合関所は、伊那から東海方面に通じる伊那街道の要害の地として最初は滝の沢(現平谷村)に設けられた。江戸時代に入ると入り鉄砲に出女を取締まる役割も果たした。その後、幾度となく関所の場所を移転し。寛永元年年からは阿島(現喬木村)の旗本知久氏が幕府より預かった。