崖の湯温泉

長野県

鉢伏山の山麓、標高1000mの高台に位置する崖の湯温泉。その歴史は古く、鎌倉時代に起こった、崖崩れの断層より温泉が湧出したと伝わる。また明治14年頃(1881年)に、猟師が傷ついた猿がこの湯で治療していたのを発見。それ以来湯湯治として利用されてきた。また欠の湯温泉(かけのゆおんせん)とも呼ばれていた。温泉を引く宿は3軒点在し、やや緑がかった湯は湯上がり後スベスベ感がある。北アルプス連峰と松本平を一望でき、近くに360度見渡せる高ボッチ高原がある。泉質はカルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき、慢性消火器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・切り傷、火傷・慢性皮膚病など。

【開湯日】

 鎌倉時代(詳細は不明)

【温泉の泉質】

カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   30度      5の弱酸性

崖の湯温泉 アクセス

●長野自動車道➡塩尻北IC➡車➡約15分➡崖の湯温泉
●JR中央本線➡村井駅➡タクシー➡約20分 ➡崖の湯温泉
●JR篠ノ井線➡松本駅➡タクシー➡約30分➡崖の湯温泉
●中央自動車道➡長野線➡塩尻北IC➡車➡約15分➡崖の湯温泉

崖の湯温泉 近くの観光スポット【美ヶ原】

美ヶ原は、八ヶ岳中信高原国定公園北西部にあり、長野県のほぼ中心部に位置する溶岩台地。松本市や上田市・小県郡長和町にまたがり360度の視界が開け、北アルプスなど周囲の様々な山岳が見渡せる高原で、日本百名山の一つ。美しの塔は美ヶ原のシンボルで、濃霧が発生しやすい美ヶ原の避難塔として設置された。晴れた日には八ヶ岳連峰、南アルプス、遠くには富士山まで見ることができる。

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