長野県の北部に位置し、三方を山に抱かれ標高約600mの高地にある信州高山村の松川渓谷沿いに点在する温泉地・信州高山温泉郷。そもその松川渓谷沿いのにある蕨温泉・山田温泉・子安温泉・松川渓谷温泉・五色温泉・七味温泉・奥山田温泉などの7つの温泉の総称で、それぞれが異なった泉源を持っている。なかでも温泉郷の中心とも云える山田温泉の元湯が発見されたのは800年程前の承久2年頃と伝えられ、現在の地に引湯されたのは寛政8年(1798年)頃とされている。温泉の泉質は硫黄泉、塩化物泉など。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性皮膚病、慢性婦人病など
【開湯日】
承久2年頃(1220年頃)
【温泉の泉質】
弱アルカリ性単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
60度~90度 6.67〜7.7の中性〜弱アルカリ性
信州高山温泉郷 アクセス
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信州高山温泉郷 近くの観光スポット【毛無峠】
長野県上高井郡高山村と群馬県吾妻郡嬬恋村を跨ぐ毛無峠。毛無は木無で喬木がなく、コケモモやガンコウランの郡落が絨毯のように美しい。日本の分水嶺にあたる破風岳や御飯岳の登山入口で、岩と低い背丈の植物だけが荒涼と広がる。昔は国内でも最大規模の硫黄鉱山である小串硫黄鉱山があり、現在は廃鉱になり、運搬用のリフト跡などが見受ける。近年は立木のない荒涼とした峠一帯とそこからの眺望が人気を呼んでいる。