網走よりオホーツク沿いに走った先に、知床半島の玄関口と云われる斜里町にある斜里温泉。開湯は昭和51年(1976年)に、当時の美咲町(現在の西町)の地形は、広い畑と小山に囲まれていた。雪解けの時期、小山の斜面でいち早く雪が解ける部分があり、先代はこの下に温泉脈があると掘削して、源泉湧出を実現させた。湯は地下1000mから湧出し、源泉の泉温54度。いわゆるモール泉で茶色と云うよりも少し赤味がかっており、意外と透明感があり、肌に触れるとツルツル、ヌルヌルした感触がある。また神経痛には特に高い効能がみられ、亜炭質に含まれるフミン質成分湯の中の苔のような浮遊物は、素肌の美容効果てきめん。化粧水の代わりにとペットボトルで持ち帰りする女性客にも多い。温泉の泉質はナトリウム一炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。温泉の効能はアトピー、湿疹、神経痛、美容など。
【開湯日】
昭和51年(1976年)
【温泉の泉質】
ナトリウム一炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
45.1度 8.1のアルカリ性
斜里温泉 アクセス
⚫️JR札幌駅➡︎特急オホーツク➡︎網走駅➡︎普通列車乗換➡︎知床斜里駅下車➡︎徒歩2分➡︎斜里温泉
⚫️JR札幌駅➡︎函館本線➡︎石北本線(特急オホーツク等)➡︎JR網走駅➡︎で約5時間30分➡︎斜里温泉
⚫️JR旭川駅➡︎石北本線(特急オホーツク等)➡︎JR網走駅➡︎約3時間50分➡︎斜里温泉
⚫️JR釧路駅➡︎釧網本線➡︎中斜里駅➡︎4.3km➡︎知床斜里駅➡︎直線距離325m➡︎斜里温泉
⚫️JR釧路駅➡︎釧網本線➡︎知床斜里駅➡︎車➡︎約5分(徒歩➡︎約20分)➡︎斜里温泉
⚫️JR釧路駅➡︎釧網本線➡︎知床斜里駅➡︎約2時間15分➡︎バス➡︎斜里温泉
⚫️JR網走駅➡︎釧網本線➡︎知床斜里駅➡︎約50分➡︎バス➡︎知床線➡︎ウトロ温泉バスT➡︎約1時間(岩尾別➡︎約1時間15分)➡︎斜里温泉
⚫️JR網走駅➡︎道道1083➡︎道の駅流氷街道網走➡︎R244➡︎原生花園➡︎斜里町市街➡︎R334➡︎ウトロ経由➡︎100km➡︎約1時間50分➡︎斜里温泉
⚫️札幌中心部➡︎道央道➡︎旭川紋別自道➡︎丸瀬布IC➡︎美幌バイパス➡︎北見国道➡︎知床国道➡︎斜里網走通➡︎斜里温泉
⚫️札幌バスターミナル➡︎都市間高速バス➡︎バス➡︎イーグルライナー➡︎ウトロ温泉➡︎斜里温泉
⚫️網走中心部➡︎R244➡︎約30分走➡︎斜里町➡︎JR知床斜里駅目指し➡︎斜里温泉
⚫️ウトロ中心部➡︎R334➡︎道の駅うとろ➡︎シリエトクー知床自然センター➡︎道道93➡︎岩尾別➡︎町道岩尾別温泉道路➡︎15km➡︎約15分➡︎斜里温泉
⚫️女満別空港➡︎道道246➡︎大空町女満別朝日➡︎小清水町倉栄➡︎R244➡︎斜里町市街➡︎R334➡︎ウトロ経由➡︎約2時間➡︎100km➡︎斜里温泉
⚫️女満別空港➡︎バス➡︎知床エアポートライナー➡︎ウトロ温泉バスT➡︎約2時間10分➡︎斜里温泉
⚫️根室中標津空港➡︎道道774➡︎標津町川北➡︎R335➡︎羅臼町市街➡︎R334➡︎知床峠➡︎知床自然センター経由➡︎95km➡︎約1時間50分➡︎斜里温泉
⚫️たんちょう釧路空港➡︎道道666➡︎阿寒町仁々志別➡︎道道53➡︎弟子屈町市街➡︎R391➡︎清里町➡︎R334➡︎ウトロ経由➡︎180km➡︎約3時間15分➡︎斜里温泉
⚫️たんちょう釧路空港➡︎連絡バス➡︎約45分➡︎JR釧路駅➡︎釧網本線➡︎JR知床斜里駅➡︎約2時間15分➡︎バス➡︎知床線➡︎ウトロ温泉バスターミナル➡︎約1時間(岩尾別➡︎約1時間15分)➡︎斜里温泉
斜里温泉近くの観光ガイド【知床五湖】
知床連山の山裾に大小五つの火山性堰止湖が点在する。一湖から五湖までの名前が付けられているが、湿地帯にあるため、融雪期には数が増える。原生林に抱かれ、水面に映し出されるその姿は神秘的で、知床八景にも数えられている。また一湖を見下ろす展望台や湖をゆっくり探索する遊歩道が整備されており、エゾリスやエゾシカなどの姿も見られる。時折ヒグマの目撃情報もあるため注意が必要。