3,000m近い鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳本峰からなる白馬三山の麓に広がる白馬塩の道温泉。2500万年もの間、フォッサマグナに閉じ込められた海水が、温泉になったものと云われている。平成5年(1993年)、深さ1000m以上のボーリングによって、高さ30m、量毎分1500リットル、温度48度の温泉が松川左岸に自噴した。地上に噴出する時は透明の綺麗な温泉は、空気に触れると褐色に輝く。かつて松本から越後の糸魚川におよぶ延べ120kmを結んだ旧千国街道。当時は、様々な物資の運搬経路として利用され、なかでも日本海側で作られた塩が貴重だったことから、塩の道と呼ばれていた。戦国時代、上杉謙信が武田信玄に塩を送った道としても有名で、温泉名の由来にもなっている。温泉の泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。温泉の効能は神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔瘻・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病など。
【開湯日】
平成5年(1993年)
【温泉の泉質】
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
48度 7.14の中性
白馬塩の道温泉 アクセス
●JR大糸線➡白馬駅➡タクシー➡約5分➡白馬塩の道温泉
●上信越道➡長野IC➡オリンピック道路経由➡白馬方面➡1時間➡白馬塩の道温泉
●長野道➡安曇野IC➡車➡約60分➡白馬塩の道温泉
●中央道➡岡谷JCT➡長野道➡安曇野IC➡北アルプスパノラマロード➡大町➡R148➡白馬塩の道温泉
●JR篠ノ井線➡松本駅➡乗換➡大糸線➡白馬駅下車➡直通電車有➡白馬塩の道温泉
白馬塩の道温泉 近くの観光スポット【白馬ガラス工房GAKU】
長野県白馬村でとんぼ玉作りを体験できる工房が白馬ガラス工房GAKU 。初めての人でもガラス細工のとんぼ玉作り体験気楽に体験できる。とんぼ玉とは、穴の開いたとんぼの眼のようなガラス玉のことで、色や模様の組み合わせでバラエティ豊かな表情を作りだせる。また紀元前2500年も昔メソポタミア文明から作られていて、日本では弥生時代まで遡り、古墳の中から出土されている。作ったとんぼ玉は、世界に一つだけのオリジナルアクセサリーにして持ち帰ることができる。