伊豆でも風光明媚で知られる西伊豆。なかで代表的な堂ヶ島は昭和37年(1962年)に、小松原三郎が温泉を掘り当てたのが湧出第一号の源泉で、源泉温度40度、1日300トン以上の湯量を誇る。温泉は五味(甘、酸、鹹、苦、辛)を含むというけれども、その国、その土地によって味が違う。当所の温泉は鹹(しおから)く、筋骨血肉を和らげ、気力を回復する温泉である…。堂ヶ島は奇岩・奇勝と夕日に代表され、特に三四郎島はシンボル的な存在。温泉の泉質は硫酸塩泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、リウマチ、婦人妙、胃腸病など。
【開湯日】
昭和37年(1962年)
【温泉の泉質】
硫酸塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
58度 8.4の弱アルカリ性
堂ヶ島温泉 アクセス
⚫️伊豆急行線➡伊豆急下田駅➡バス➡線堂ヶ島行➡堂ヶ島下車➡徒歩約10分➡堂ヶ島温泉
⚫️JR東京➡特急踊り子号➡伊豆急下田駅下車➡バス➡約60分➡堂ヶ島温泉
⚫️東名➡名古屋➡沼津IC➡修善寺➡R136➡土肥か堂ヶ島温泉
⚫️名古屋➡東海道新幹線➡三島駅➡伊豆箱根鉄道➡修善寺➡バス➡約90分➡堂ヶ島温泉
⚫️名古屋➡東京方面名古屋➡沼津IC名古屋➡修善寺名古屋➡R136名古屋➡堂ヶ島温泉
堂ヶ島温泉 近くの観光スポット【三四郎島】
沖あい200mほどにある伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島からなる4つの島が三四郎島。見る角度により3つに、4つに見えたりするのでこう呼ばれている。また干潮時には一番手前の伝兵衛島まで、瀬が現れ足を濡らさずに歩いて渡れる。この現象のことをトンボロと言い天然記念物指定の大変珍しい現象。干潮時では潮位が30cm以下でなければ足を濡らさずに歩くのは難しい。