石川県金沢市の北郊、深谷温泉は金沢と富山を結ぶ国道304号線沿いに位置し、元湯・中ノ湯・口ノ湯に分かれている深谷温泉。天正年間(1573年〜1592年)に発見された古湯で、江戸時代には加賀藩主前田氏も利用したと伝えられている。その名の通り四方を山に挟まれた深い谷に湧いている温泉で、湯は何千万年もの植物エキスが溶け込んだ、琥珀色のとろりとした湯が特徴。湯浴み後は肌がツルツルになり美肌と健康の湯として広く知られている。JR北陸本線森本駅や金沢駅からのバス便がある。温泉の泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。温泉の効用は痔疾・疲労回復・神経痛・筋肉痛糖尿病、慢性皮ふ病、冷え性、関節痛、打ち身、慢性消化器病、切り傷、美肌など。
【開湯日】
天正年間(1573年〜1592年)
【温泉の泉質】
ナトリウム-炭酸水素塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
21.5度 8.5アルカリ性
深谷温泉 アクセス
⚫️JR北陸本線➡森本駅下車➡タクシー➡約5分➡深谷温泉
⚫️北陸道➡金沢森本IC➡R304➡県道213号経由➡3km➡深谷温泉
⚫️JRいしかわ鉄道➡森本駅➡バス➡中尾行➡約5分➡深谷元湯
⚫️JR金沢駅➡兼六園口➡バス➡JRバス➡深谷温泉行➡深谷元湯
⚫️北陸本線➡富山方面あorローカル線➡七尾線➡七尾方面➡深谷温泉
深谷温泉 近くの観光スポット【兼六園】
当時の加賀藩主前田綱紀が、延宝4年に自己の別荘を建て、周囲を庭園化したのが始まりとされている。日本三大名園の一つである兼六園は、約11.7ha敷地を誇り、冬の見所は黄金色に輝く雪釣り、春は桜を眺めながらの散策と1年を通して多くの観光客で賑わう。夜のライトアップでは幻想的に彩られた庭園が広がる。また園内には茶店の数も多く、抹茶など兼六園グルメを楽しむこともできる。