龍神温泉

日高川の上流に位置する高野龍神国定公園の、自然豊かな渓谷沿いに15軒の宿が点在する龍神温泉。約1,300年の歴史を誇り、弘法大師による開湯伝説も残っている。また、役小角が発見した後、難陀竜王のお告げによって弘法大師が開湯したとも云われる。江戸時代には紀州藩とも関わりが深く、藩主が湯治を行うために初代藩主徳川頼宣が上御殿と下御殿を作らせた。但し、藩主の湯治は実現せず建物は村民に与えられ、上御殿と下御殿はそれぞれ格式高い老舗旅館となり、上御殿の建物は国登録有形文化財に指定され現在も宿として使われている。また中里介山の大菩薩峠でも全国的に有名になった。平成8年に国民保養温泉地に指定。温泉の泉質は炭酸水素塩泉(ナトリウム)。源泉温度48°C。温泉の効能は慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、切り傷、火傷etc。

【開湯日】

　　約1,300年の歴史を誇り、弘法大師による開湯伝説も残っている(詳細は不明)

【温泉の泉質】

　　炭酸水素塩泉(ナトリウム)

【温泉の温度】　　【源泉のph値】

　　　 48.2度　　　　　　　8.4の弱アルカリ性

龍神温泉 アクセス

　
⚫️阪神高速湾岸線➡︎岸和田北➡︎出口➡︎約35分➡︎龍神温泉
⚫️阪和道➡︎岸和田和泉出口➡︎約15分➡︎龍神温泉
⚫️R26➡︎R170➡︎大阪臨海線➡︎岸和田牛滝貝塚線➡︎牛滝方面 ➡︎龍神温泉
⚫️JR新大阪➡︎特急くろしお➡︎JR紀伊田辺駅➡︎バス➡︎約1時間20分➡︎龍神温泉
⚫️南海りんかんバス➡︎護摩壇山➡︎バス➡︎乗継➡︎約1時間40分➡︎龍神温泉
⚫️阪和道➡︎和歌山IC➡︎有田IC➡︎龍神村➡︎約60分➡︎龍神温泉

⚫️JR大阪環状線➡︎天王寺駅➡︎JRきのくに線➡︎天王寺駅乗車➡︎白浜・新宮➡︎行➡︎紀伊田辺駅下車➡︎バス➡︎紀伊田辺駅➡︎龍神温泉行➡︎季楽里前駅下車➡︎徒歩約０分➡︎龍神温泉
⚫️JR新大阪駅➡︎特急くろしお➡︎JR紀伊田辺駅➡︎バス➡︎龍神温泉
●南海難波駅➡︎南海特急こうや➡︎極楽橋極楽橋➡︎高野山ケーブルカー➡︎高野山➡︎バス➡︎護摩壇山バス停下車➡︎護摩壇山バス停➡︎バス➡︎龍神温泉➡︎龍神温泉

龍神温泉 近くの観光スポット【皆瀬神社】

龍神温泉から車ですぐの皆瀬神社。巨木に抱かれた境内で、天児屋根命が祀られ、パワースポットとしても知られている。良縁２年、龍神正直(龍神氏10代当主)が勧請し、龍神正氏(龍神氏11代当主)が建立した。明治42年神社合祀令により、旧龍神地区約20社が合祀された。大正13年に社殿の大改築の際、名大工たちがその技術の限りを尽くし、龍神材を用いて春日造りの神殿を建造した。