大阪から車で約1時間、JRで40分。六甲山の北に位置し、有馬や六甲とともに裏六甲三温泉のひとつの数えられる武田尾温泉。武庫川上流の渓谷に沿うように湧いた温泉で、開湯伝説は寛永18年(1641年)に、豊臣方の落武者・武田尾直蔵が薪拾いの際に発見したと云われている。温泉名も武田尾直蔵から因んでいる。湯は、日本有数のラジウム含有量を誇り、ほとんど無色透明で、わずかに硫化水素臭が漂っている。文豪の水上勉の櫻守にも登場する風情ある山里。温泉の泉質は単純泉(弱アルカリ性低張性低温泉)。温泉の効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、くじき、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進など。
【開湯日】
寛永18年(1641年)
【温泉の泉質】
単純泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
29.6度 8.0の弱アルカリ性
武田尾温泉 アクセス
⚫️JR福知山線➡武田尾駅下車➡徒歩約10分➡武田尾温泉
⚫️中国道➡西宮北IC➡R176➡約10km➡約30分➡武田尾温泉
⚫️新名神高速➡宝塚北SAスマートIC➡約5分➡武田尾温泉
⚫️JR大阪駅➡電車➡武田尾駅➡徒歩で5分➡武田尾温泉
⚫️宝塚歌劇➡宝塚駅➡電車➡約8分➡武田尾温泉
武田尾温泉 近くの観光スポット【西宮神社(西宮の戎さん)】
兵庫県西宮市にある神社で、日本に約3,500社ある。えびす神社の総本社で、商売繁盛の神様として、1月の10日のえびすには100万人以上の参拝者が訪れる。地元では「西宮のえべっさん」と呼ばれ、境内には充分の赤門や大練塀がなどある。なお、戎信仰については、えびすを蛭子と同一視する説の他にもいくつかの説が存在する。