広島県尾道市の山の中に位置し、県道384号沿いにある入浴施設。閉山したガラス鉱山跡に湧出した、ラジウムを含む水を利用した温泉で、島根県の池田ラジウムと双璧の放射線量を誇り、三朝温泉をはるかに凌ぐ含有量を誇っている温泉。昭和33年(1957年)に日本温泉学会の運営委員長でもあった、九州大学名誉教授松浦新之助博士がラドンの含有量は新聞で発表した。平成15年(2003年)にリニューアルし、温泉は内湯と露天があり、独特の異彩を放ち、ネットリという粘りけを感じさせるのは珍しい。温泉の泉質は放射能冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性胃腸病、慢性皮膚病、アトピー、高血圧etc。
【開湯日】
昭和33年(1957年)
【温泉の泉質】
放射能冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)
【温泉の温度】 【源泉のph値】
14.0度 7.2の弱アルカリ性
新原田温泉 アクセス
●JR山陽本線➡︎尾道駅➡︎バス➡︎原田行➡︎約40分➡︎一楽下車➡︎原田温泉
●山陽道➡︎尾道IC➡︎R184➡︎県道384号➡︎線経由6km➡︎新原田温泉
●中国道➡︎高田IC➡︎車➡︎約9分➡︎新原田温泉
新原田温泉 近くの観光スポット【鳴沢氷穴】
大宝山権現院千光寺は標高140m、尾道港を一望する大宝山の中腹にあり、大同元年(806年)に、弘法大師の開基で中興は多田満仲公と伝えられている。朱色の本堂と龍宮造りの鐘楼は尾道の代表的な景観で、その昔、光る珠が乗っていたと云われ、玉の岩や三重岩などの巨岩奇岩は必見。境内からの展望は尾道を代表する風景の一つ。