若宮温泉

日本三景の一つに数えられる安芸の宮島に、先々代女将が「ここの水は肌がツヤツヤするのよ」と云っていたので、明治18年(1885年)に掘った井戸の水を調査したところ、地下5ｍからラドンが確認された。温泉の辺りを若宮ヶ原と呼んでいたことから若宮温泉と名づけ、大浴場や露天風呂に温泉を引いている一軒宿の温泉。この宿は、宮島の名勝もみじ谷にある温泉地で、古くは伊藤博文や夏目漱石、ヘレン・ケラー、最近では当時の首相の小泉純一郎などの著名人が利用してきました。温泉の泉質は単純弱放射能冷鉱泉(旧泉質名：放射能泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、冷性、五十肩、打身、慢性消化器病、高血圧症、慢性皮膚病、痛風、痔疾etc。

【開湯日】

　　明治18年(1885年)

【温泉の泉質】

　　ナトリウム塩化物泉

【温泉の温度】　　【源泉のph値】

　　　 14,8度　　　　　　　6,5の中性

若宮温泉 アクセス

　
●JR山陽本線➡︎宮島口駅下車➡︎宮島口桟橋➡︎徒歩5分➡︎若宮温泉
●JR山陽新幹線➡︎広島駅➡︎JR山陽本線➡︎岩国方面行➡︎宮島口駅下車➡︎若宮温泉
●JR松大航路➡︎宮島口桟橋➡︎宮島桟橋下船➡︎徒歩約15分orタクシー➡︎約5分➡︎若宮温泉
●JR宮島口駅➡︎宮島桟橋➡︎連絡線➡︎宮島桟橋➡︎徒歩15分➡︎若宮温泉
●山陽道➡︎大野IC➡︎R2号線を約10分➡︎若宮温泉
●宮島以西➡︎大野IC➡︎R2➡︎宮島口桟橋➡︎約10分➡︎若宮温泉
●宮島以東➡︎廿日市IC➡︎R2➡︎宮島口桟橋➡︎約10分➡︎若宮温泉
●宮島口桟橋➡︎船➡︎10分、宮島桟橋から徒歩で約15分➡︎若宮温泉
●広島岩国道路➡︎廿日市IC➡︎広島岩国道路➡︎R2号➡︎経由7km➡︎若宮温泉

若宮温泉 近くの観光スポット【鳴沢氷穴】

　
昭和58年に、２年10ヶ月の歳月をかけて制作された世界一の大杓子。伝統工芸の宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして作られた。しかし展示場所が決まらず14年間も倉庫に収められていたが、平成８年12月に嚴島神社が世界遺産に登録され、宮島本通り商店街が宮島表参道商店街に改名したことで、現在の場所に展示された。