北海道西部に位置し積丹半島の西海岸に湧出する盃温泉郷、開湯は明治38年(1905年)と云われ、当時は湯治場としてより銭湯として利用されていた。また鰊の全盛期でもあり、各地から漁場に集まるヤン衆たちで賑わい、岩内や古宇の漁場では高島の湯の名で親しまれてきた。昭和50年(1975年)には、環境庁より国民保養温泉地に指定されている。現在では北海道唯一の原子力発電所を有する村で、奇岩が連なり迫力あふれる日本海と山々に囲まれ、ニセコ・積丹・小樽海岸国定公園に指定されている。温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。泉温は45℃。温泉の効能はリウマチ、神経痛。
【開湯日】
明治38年(1905年)
【温泉の泉質】
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
45.0度 7.6の弱アルカリ性
盃温泉郷 アクセス
●JR札幌駅or小樽駅➡︎バス(高速いわない)➡︎岩内バスT➡︎バス➡︎茂岩下車➡︎約50分➡︎盃温泉郷
●JR札幌駅➡︎函館本線➡︎快速列車➡︎約35分(普通列車は約48分)➡︎小樽駅➡︎盃温泉郷
●JR小樽駅➡︎バス➡︎岩内行➡︎約1時間30分➡︎岩内バスT➡︎盃温泉行乗換➡︎約40分➡︎盃温泉郷
●JR小樽駅➡︎岩内バスターミナル行➡︎終点盃温泉方面行き➡︎バス乗換➡︎約40分➡︎盃温泉郷
●JR小樽駅➡︎函館本線➡︎岩内行➡︎小沢駅➡︎バス➡︎約20分➡︎岩内でレストハウス西河原行➡︎バス乗換➡︎約30分➡︎盃温泉町下車➡︎盃温泉郷
●JR小樽駅➡︎バス(高速いわない号)➡︎岩内バスターミナルへ行➡︎神恵内線➡︎バス乗継➡︎盃温泉街で下車(約2時間10分)➡︎盃温泉郷
●JR函館本線➡︎小樽駅➡︎バス➡︎積丹線➡︎美国➡︎下車(約80分)➡︎盃温泉郷
●JR岩内バスターミナル➡︎神恵内線➡︎盃温泉湯元下車➡︎徒歩5分➡︎盃温泉郷
●JR函館本線➡︎小樽駅➡︎函館本線➡︎バス➡︎岩内ターミナル行➡︎約1時間30分➡︎盃温泉方面行乗換➡︎約40分➡︎盃温泉街下車すぐ➡︎盃温泉郷
●JR新千歳空港駅➡︎(快速エアポート)➡︎約35分➡︎JR札幌駅➡︎徒歩約5分➡︎札幌駅前バスターミナル➡︎高速いわない号➡︎岩内バスターミナル➡︎バス➡︎神恵内線➡︎神威岬行➡︎約40分➡︎盃温泉街/盃温泉湯元➡︎盃温泉郷
●札幌中心部➡︎札樽道➡︎R5➡︎小樽➡︎余市➡︎稲穂峠経由➡︎共和町国富交差点➡︎R276➡︎寿都➡︎岩内➡︎共和方面➡︎直進約3km➡︎約3分➡︎道道269➡︎神恵内➡︎泊方面へ右折➡︎盃温泉郷
●札幌駅前バスターミナル➡︎都市間高速バス➡︎岩内ターミナル行➡︎約2時間40分➡︎盃温泉郷
●札幌駅前バスターミナル➡︎岩内BT行➡︎神恵内線➡︎盃温泉湯元下車➡︎徒歩5分➡︎盃温泉郷
●札幌中心部➡︎札樽道➡︎小樽IC➡︎ R5➡︎R276➡︎R229経由➡︎約60km➡︎約60分➡︎盃温泉郷
●札幌中心部➡︎バス(都市間高速バス)➡︎札幌駅前➡︎岩内バスT行➡︎約2時間40分➡︎盃温泉郷
●小樽中心部➡︎バス➡︎R229➡︎神恵内➡︎泊方面➡︎約13km➡︎約20分➡︎右手看板➡︎盃温泉郷
●小樽駅前➡︎岩内or寿都行➡︎バス➡︎約1時間30分➡︎岩内バスターミナル➡︎盃温泉or西の河原レストハウス行➡︎乗車➡︎盃温泉郷
●岩内中心部➡︎道道269➡︎直進約8km➡︎約10分➡︎R229➡︎共和町➡︎道道269➡︎道道818➡︎国道229➡︎神恵内➡︎泊方面右折➡︎直進約13km➡︎約20分➡︎盃温泉郷
●岩内バスターミナル➡︎神恵内線➡︎盃温泉湯元下車➡︎徒歩約5分➡︎盃温泉郷
●岩内バスターミナルより➡︎盃温泉行➡︎大森行➡︎川白行➡︎積丹神威岬行➡︎約40分➡︎盃温泉郷
●岩内バスターミナル➡︎盃温泉行➡︎大森行➡︎川白行➡︎積丹神威岬行➡︎いずれかに乗車➡︎約40分➡︎ 盃温泉湯元下車➡︎徒歩5分分➡︎盃温泉郷
盃温泉郷 近くの観光ガイド【鰊御殿とまり】
今から約300年ほど前に、泊村で鰊漁が始まった。明治になると鰊漁がさらに全盛期を迎えると、鰊番屋が50超える数が建ち並び、鰊漁による莫大な富がもたらした。鰊番屋は泊村の繁栄の象徴でもあった。親方の川村慶次郎氏が、明治27年に建設した「旧川村家番屋」と、武井忠吉氏が大正5年頃に、母屋と棟続きで建設された「旧武井邸客殿」。鰊漁が盛んだった当時の姿を今も再現している。当時の鰊漁の繁栄と歴史を伝える施設で、泊村有形文化財指定になっている。