王司温泉

山口県

戦前は特攻隊の温泉付慰安所として活躍した温泉で、歴史が刻み込まれた浴室や湯船は格別。また住宅街にあり地元住人に親しまれている温泉共同浴場で、浴室はコンクリート造りの浴槽が2つに仕切られて、小さい方は源泉29.6℃と温目なので長湯ができる。かけ流しではないが、毎日温泉を入れ替えているので無色透明のサラリとしている温泉。 以前は旅館を営んでいたが現在は日帰りだけだで、建物が当時の面影を残している。歴史を感じさせる温泉は、無色澄明で硫黄の匂いがして浴槽の淵には若干の堆積物がある。温泉の泉質は単純弱放射能温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、関節のこわばり、打身、慢性消化器病、痔疾、冷性、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆のう炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病etc。

【開湯日】

  地元で60年以上(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  ナトリウム塩化物泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    29.6度       7.77の弱アルカリ性

王司温泉 アクセス

 
●JR山陽本線➡︎長府駅➡︎バス➡︎王司温泉行➡︎王司温泉バス停➡︎下車➡︎王司温泉
●JR山陽本線➡︎小月駅➡︎直線距離➡︎3603m➡︎約10分➡︎王司温泉
●JR山陽本線➡︎長府駅➡︎タクシー➡︎約15分➡︎王司温泉
●中国道➡︎小月IC➡︎R491➡︎県道33号線経由➡︎約6km➡︎約11分➡︎王司温泉

王司温泉 近くの観光スポット【赤間神宮】

 
源平壇ノ浦の合戦で、二位の尼に抱かれて入水した幼帝安徳天皇を祀った神社。江戸時代までは安徳天皇御影堂といい、仏式により祀られていた。また関門海峡を一望する絶好の景観に恵まれ、白壁に朱塗の水天門があり、境内には平家一門の墓や小泉八雲の怪談で有名な耳なし芳一の芳一堂や、貴重な資料を展示した宝物殿などがある。

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