下関市の真ん中に位置する閑静な温泉地。大正７年(1918年)に、岡枝鉱泉営業合資会社が結成。上保木から菊川町大字下岡枝船場まで源泉を管送し、後に浴場を改装・整備の上で会社を解散した。昭和32年(1957年)に竣工式、その後昭和37年(1962年)に湯の原ダムの西岸で掘削し源泉が湧出。現在の源泉は、平成２年(1990年)に新たに掘削した新菊川温泉である。 この菊川温泉には公衆浴場と宿泊施設の２軒の施設があり、隣には温泉を利用した温水プールも完備。温泉はヌメヌメ感があり、浴場は天井が高く開放感を感じる広さもある。36.4℃の小浴槽は源泉をそのまま使用し、大浴槽奥は源泉をろ過している。露天風呂も新設。温泉の泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、慢性消化器病、痔疾、冷症etc。
【開湯日】
大正７年(1918年)
【温泉の泉質】
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
32.8度 8.2の弱アルカリ性
菊川温泉 アクセス
⚫️JR山陽本線➡小月駅➡バス➡西市行➡約20分➡菊川温泉
⚫️中国道➡小月IC➡R491➡経由➡約5km➡約8分➡菊川温泉
⚫️JR山陽新幹線➡新下関駅➡タクシー➡約20分➡菊川温泉
⚫️中国道➡小月IC➡長門方面➡約8分➡菊川温泉
⚫️美祢IC➡R435➡豊田町方面➡美祢豊田バイパス➡R435➡R491➡約2分➡菊川温泉
⚫️小月IC➡R491➡長門方面➡県道34号➡ルーツロード➡R491➡R435➡R491➡約2分➡菊川温泉
菊川温泉 近くの観光スポット【鬼ヶ城】
山口県下関市にある山、360度の展望が楽しめる鬼ヶ城。源頼光が大江山の酒天童子の一の子分を退治した時に、霞陰鬼が逃げこんだ山と云われている。山に住み着いた鬼が、里の美女に想いを寄せ里に降りてはのぞき見していた伝説もある。また江戸期の史料では、防長地下上申には鬼ヶ城山とあるが、今では鬼ヶ城として親しまれている。
