島原市杉谷の野島基次氏は温泉発掘を考え、権利を得て6ヶ月にわたり、120mの地下まで掘削したが、わずか摂氏27度の湯しか出なかったために中止となりました。昭和37年(1962年)に、この資源を原城観光に結び付けて泉都建設を目指すため、九州大学松下教授に依頼。地質調査の結果、温泉湧出を有望視され、昭和38年(1963年)、権利を譲り受け県の補助を受け地下253mまで掘削、摂氏38度に達しました。昭和40年には、町営原城温泉センター(公衆浴場)。昭和42年(1967年)には国民宿舎原城荘が相次いで開業、町内外の多くの皆様に親しまれ利用されていたが、施設の老朽化により建て直しを余儀なくされ、新たな町民の憩いの場として平成11年7月1日、温泉保養宿泊施設「原城温泉真砂」として新しく生まれ変わりました。温泉の泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。温泉の効能は運動麻痺、打ち身、消化器病、神経痛、捻挫、挫き、筋肉痛、関節痛、痔、五十肩etc。
【開湯日】
和42年(1967年)
【温泉の泉質】
ナトリウム炭酸水素塩泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
37.0度 8.1の弱アルカリ性
原城温泉 アクセス
⚫️JR長崎本線➡︎諫早駅➡︎バス➡︎口之津行➡︎終点乗➡︎島原駅前行➡︎原城前下車➡原城温泉
⚫️JR長崎本線➡︎諫早駅前➡︎バス➡︎小浜・口之津行➡︎島原方面行➡乗換➡原城温泉
⚫️島原鉄道➡島原駅➡︎バス➡加津佐海水浴場前行➡︎原城前下車➡︎徒歩10分➡原城温泉
⚫️島原鉄道➡︎島原駅下車➡︎バス➡︎原城跡入口バス停下車➡︎徒歩15分➡原城温泉
⚫️長崎道➡諫早IC➡︎RR57➡︎R389➡︎・県道209号➡︎R251経由➡︎約66km➡︎約75分➡原城温泉
⚫️長崎道➡︎諫早IC➡︎R34号➡︎R57号➡︎R251経由➡︎60km➡原城温泉
⚫️長崎道➡諫早IC➡︎長崎市内➡長崎空港長崎道➡口之津港長崎道➡約25分➡原城温泉
⚫️長崎空港➡バス➡︎長崎医療センター経由➡︎諫早駅➡︎バス➡︎原城前バス停➡原城温泉
⚫️長崎県南島原市➡口之津港➡約25分➡原城温泉
原城温泉 近くの観光スポット【原城跡】
原城は島原の乱で、天草四郎を総大将とする3万7千人が、88日も籠城した城で有名。原城は日野江城の支城として有馬晴信によって築かれた城。しかし廃城となった原城が島原の乱で一揆軍に利用され、幕府は原城跡に残存する石垣などを徹底的に破壊した。昭和13年(1938年)に国の史跡に指定され、発掘調査の際で、惨殺された一揆軍の人骨や鉛の弾丸や十字架、メダイ、ロザリオ珠などが出土しているす。