牧の戸温泉

大分県

黒岩山の懐、標高1,200mに建つ牧の戸温泉。明治37年頃(1904年)、中野弘戸氏によって中野温泉として開湯。鉱泥浴による治療効果によりその名は広く知られてた。昭和31年(1956年)に現在の九重観光ホテルの創業者・松永貢が衰退した温泉の権利を取得し、宿泊設備のある山小屋・牧の戸としてオープン。また登山ブームの最大の功労者である槙有恒氏が、昭和33年(1956年)九重登山に訪れた際、この山小屋と温泉を気に入り牧の戸温泉と命名し現在に至っている。平成10年(1998年)に敷地内の蒸気井の蒸気を利用した、自家用地熱発電所の運転を開始し、現在は900kWを出力している。大浴場の外に、広々とした露天風呂や打たせ湯も完備し、源泉かけ流し。温泉の泉質は単純硫黄泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、皮ふ病、痔疾、婦人病etc。

【開湯日】

  明治37年頃(1904年)

【温泉の泉質】

  単純硫黄泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   64.0度     4.3の弱酸性

牧の戸温泉 アクセス

⚫JR九州久大本線➡豊後中村駅➡コミュニティバス牧の戸峠行➡牧の戸温泉停留所➡牧の戸温泉
●JR久大本線➡豊後中村駅➡バス➡牧戸峠行➡約57分➡牧の戸温泉下車すぐ➡牧の戸温泉
●JR九州久大本線➡豊後中村駅➡バス➡約40分➡九重登山口下車➡牧の戸温泉
⚫大分道➡九重IC➡県道40号➡やまなみハイウェイ➡牧ノ戸峠方面➡約18km➡牧の戸温泉
⚫大分道➡九重IC➡四季彩ロード➡県道40号➡やまなみハイウェイ経由➡牧ノ戸峠方面➡牧の戸温泉 
⚫大分道➡九重I.C➡九酔渓➡約30分➡牧の戸温泉
⚫北九州➡約3時間➡牧の戸温泉 ⚫長崎➡約3時間➡牧の戸温泉
⚫熊本➡R57➡約2時間➡牧の戸温泉 ⚫宮崎➡約5時間➡牧の戸温泉
⚫久留米➡約2時間20分➡牧の戸温泉 ⚫別府➡約70分➡牧の戸温泉
⚫由布院➡約40分➡牧の戸温泉 ⚫九重IC➡車➡約30分➡牧の戸温泉
⚫福岡(天神・博多)➡バスC➡高速バス(ゆふいん牧ノ戸温泉号)➡終点➡牧の戸温泉

牧の戸温泉 近くの観光スポット【牧の戸峠】

九重連山の登山口に位置する牧の戸峠。久住山には標高差も少なく短時間で登頂できる、ポピュラーなコースである。登山口から、コンクリート道を登り、標高1,500mの黒岩山の尾根に登ると阿蘇山・星生山・久住山が見える。また登山口付近の展望所、夏にはミヤマキリシマ、秋には紅葉、冬には樹氷が見事。

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