都城市街地から車で15分程の山間にあり、憩い場として賑わう日帰り温泉で、150年もの歴史を誇り、全国でも放射能泉を源泉に持つ珍しい温泉施設で、一般的には痛風の湯や万病の湯と呼ばれている。放射能泉とは耳馴れない泉質だが、何となく怖い感じがするが、その効能は非情に優れており、 ゆえに万病の湯とも呼ばれている。 浴室には内湯とサウナが完備され、小さめの円形の浴槽が印象的。水風呂もあるが源泉がどうかは不明。熱い浴槽は冷鉱泉の沸かし湯だが、色はほとんど透明に近く湯上りもさらっとした感じで、温泉のの温度はやや高め。温泉の泉質は泉質は放射能泉。温泉の効能は高尿酸血症、痛風、尿路慢性炎症、糖尿病etc。
【開湯日】
150年前(詳細は不明)
【温泉の泉質】
放射能泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
223.0度 8.4の弱アルカリ性
安久温泉 アクセス
●宮崎道➡︎都城IC➡︎R10➡︎R222号線経由➡︎約18km➡︎約30分➡︎安久温泉
●JR日豊本線➡︎西都城駅➡︎バス➡︎尾平野行➡︎約18分➡︎安久温泉前下車➡︎安久温泉
●JR日豊本線➡︎都城駅➡︎バス➡︎安久温泉行➡︎約50分➡︎終点下車➡︎徒歩約5分➡︎安久温泉
●JR日豊本線➡︎都城駅➡︎バス➡︎上尾平野行➡︎安久温泉行➡︎徒歩1分➡︎安久温泉
安久温泉 近くの観光スポット【正応寺跡の石塔群】
仁安元年(1166年、天台宗園城寺より下った禅慶和尚弁済使永井氏の開山と伝えられている。始めは天台宗の寺院だったが、後に真言宗へと改められた。当初は島津荘の領主近衛家ゆかりの寺として栄えたが、戦国期には衰え、慶長13年(1608年)に都城領主北郷忠能と宥政上人により再興された。幕末から明治初期にかけ廃仏毀釈により廃寺となったが、現在でも宥政上人の墓と伝えられる五輪塔や石仏・石塔類が残されている。