栄之尾温泉

鹿児島県

栄之尾温泉は延享元年(1744年)に、道に迷った安藤中兵衛国広が渓谷沿いに、所々熱湯の湧出するのを発見したことから始まりと云われている。延享4年(1748年)には、藩主の許可を得て自費を投じてこの地をを開拓した。この地は栄之尾(えのお)と云われ、古くから湯治場として栄えていた。文久元年(1861年)には、藩主島津忠義公がここに避暑地を設けており、今でも当時の石垣が残されている。また、京都伏見の寺田屋で傷を負った坂本龍馬は、薩摩藩家老小松帯刀の招きで恋女房のおりょうと一緒に訪れた。これが日本で新婚旅行の第一号と云われているが、一説には小松帯刀夫妻が第一号は云われている。昭和9年(1934年)に、林田温泉に吸収され露天風呂として利用されている。温泉の泉質は単純酸性温泉。温泉の効能は神経痛・筋肉痛・慢性婦人病など。

【開湯日】

 延享元年(1744年)

【温泉の泉質】

  単純酸性温泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

   48.0度~60度       5.7の弱差酸性

栄之尾温泉アクセス

⚫JR日豊本線➡︎霧島神宮駅➡︎バス➡︎霧島いわさきH行➡︎丸尾下車➡︎タクシー➡︎栄之尾温泉
⚫JR日豊本線➡︎霧島神宮駅➡︎バス➡︎霧島いわさきホテル行➡︎約35分➡︎終点➡︎栄之尾温泉
⚫JR日豊本線➡︎霧島神宮駅➡︎バス➡︎林田温泉行➡︎約40分➡︎徒歩約17分➡︎栄之尾温泉
⚫九州道➡︎横川IC➡︎県道50号➡︎R223➡︎えびの高原方面➡︎30km➡︎栄之尾温泉
⚫九州道➡︎溝辺鹿児島空港IC➡︎R04➡︎隼人方面➡︎R223➡︎霧島温泉郷方面➡︎栄之尾温泉
⚫九州道➡︎横川IC➡︎県道・R223経由➡︎約20km➡︎約25分➡︎栄之尾温泉
⚫鹿児島空港➡︎バス➡︎霧島行➡︎約43分➡︎栄之尾温泉
⚫鉄道 – JR日豊本線➡︎霧島神宮駅➡︎バス➡︎約20分➡︎栄之尾温泉

栄之尾温泉近くの観光スポット【えびのエコミュージアムセンター】

えびの高原は「美しい日本の歩きたくなるみち500選」「日本の音100選」に選ばれたハイキングコース。霧島の自然を写真、映像、模型などで紹介。霧島山の成り立ちが分かる立体模型、霧島ジオパークなど見所の草花を紹介するコーナーなどがある。 また秋ニホンジカの鳴き声をBGMに、鳥のさえずりや不動池や六観音御池などの美しい火口湖を巡る自然探勝路をのんびり歩くことができます。

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