平田内温泉

北海道

18世紀初めから、平田内川上流に湧出する温泉として知られていた平田内温泉。本格的な開湯は昭和47年(1972年)で、温泉は海岸線から約1.5km先の高台に建つ一軒宿の国民宿舎ひらたない荘から湧出。平成10年(1998年)にリニューアルオープン。昭和57年(1982年)には、温泉熱を利用したエゾアワビの養殖を始め、アワビの里として知られるようになった。また冷水岳に続く渓流沿いを4kmほど進むと、天然の露天風呂「熊の湯」があり、石壁を伝わってくる源泉はかなり熱い。入る人が自分で温度調節をする方式だ。湯船は4人分程度の広さで比較的浅いが、秘湯ファンには見逃せない温泉だ。温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:食塩泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、婦人病、冷え性、切り傷、火傷、皮ふ病など。

【開湯日】

  昭和47年(1972年)

【温泉の泉質】

  ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:食塩泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   47.1度     6.6の中性

平田内温泉 アクセス

⚫️JR北海道新幹線➡新函館北斗駅➡江差行➡約90分➡国民宿舎前下車➡徒歩約15分➡平田内温泉
⚫️JR函館本線➡八雲駅➡バス➡江差行➡約60分➡国民宿舎前下車➡徒歩約15分➡平田内温泉
⚫️JR函館本線➡JR八雲駅➡バス➡江差行➡国民宿舎下車➡平田内温泉
⚫️JR函館駅➡バス➡厚沢部経由江差行➡約1時間➡国民宿舎前下車➡徒歩約15分➡平田内温泉
⚫️道央道➡長万部IC➡R5➡R277➡R229経由➡約68km➡約70分➡平田内温泉
⚫️札幌➡道央道➡八雲IC➡約34km➡約1時間➡平田内温泉
⚫️函館➡R227➡R229➡熊石町➡92km➡電光掲示板➡右折➡1.5km➡平田内温泉
⚫️江差➡バス➡八雲・熊石・大成行➡国民宿舎下車➡平田内温泉
⚫️道央道➡八雲IC➡約34km➡約1時間➡平田内温泉
⚫️道央道➡八雲IC➡R277➡R229➡根崎方面➡37km➡平田内温泉
⚫️函館空港➡シャトルバス➡函館駅➡江差➡約150分➡江差下車➡タクシー約5分➡平田内温泉

平田内温泉 近くの観光ガイド【熊石歴史記念館】

古くから漁業を中心に拓かれた熊石。松前藩時代は和人地と蝦夷地の接点とした、熊石の歴史の様子を模型や展示物を見ながら学ぶことができる。熊石青少年旅行村には、キャンプ場や親水公園そして温泉施設ひらたない荘の他、熊石歴史記念館がある。歴史記念館は昭和62年(1987年)に建設され歴史、民俗、産業に関する資料を保管展示し観光の振興に寄与している。

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