温泉の歴史ジャパン

芦之湯温泉から国道1号線と分かれ、駒ヶ岳へ向かう道筋にあるのが湯ノ花沢温泉。海抜950mと、箱根17湯の中でも一番標高の高い場所にある為、眼下には芦ノ湯や箱根外輪山の山並みに加え、晴れた日には、小田原市内や三浦半島、房総半島まで見渡せる眺望...

東海道五十三次の内、江戸日本橋より第八番目の宿場町として栄えた大磯。明治初期に初代総理大臣の伊藤博文公が、居を構えたことで各界名士の別荘地として全国に知られ、戦後は総理大臣を歴任した吉田茂をはじめ、引退後の年月をこの地で過ごした政治家や著名...

奈良時代の約1,200年前には知られていた日本最古の温泉で、万葉集にも詠まれている温泉。発見逸話には諸説あり、タヌキが傷を癒した説、僧行基が流浪者のライ病を温泉で癒した説、弘法大師が滝で足を洗ったら湯に変わったという説などが残されている。江...

片瀬江ノ島駅から徒歩10分。江ノ島大橋を渡った江の島入口に位置する日帰り温浴施設。平成16年(2004年)の開業で、地下1500ｍから湧出する天然温泉は、江の島アイランドスパの大浴場に湛えられている。館内には高温スパ、炭酸泉、サウナや、館内...

この温泉の歴史は古く、奈良時代に行基菩薩がこの地に訪れた際に、足を打ちつけ歩行不自由になった。この里の鎮守諏訪明神へ祈誓すると不思議なことに温泉が湧き出した。これは信州諏訪の神が当地の温泉をここに移して我に与えたに違いないと、行基は直に神泉...

JR平塚駅西口から徒歩2分で行ける温泉施設。以前は中伊豆より温泉を運んでいたが、現在は平成14年(2002年)に、地下1500m地下の2400万年前の地層から湧出した自家源泉を使用。館内には大露天岩風呂をはじめシルクの湯、岩盤寝湯、高濃度炭...

久里浜から三浦に向かうR134沿いに位置し、観音崎エリアでは珍しい日帰り温泉施設。昭和59年(1984年)に食肉卸販売業者が、井戸を掘ったところ、地下90mから黄褐色透明の鉱泉が湧出。神奈川県温泉地学研究所で分析した結果、入浴に適した泉質と...

神奈川県南東部の三浦半島に位置する横須賀市にある温泉。平安時代の名将三浦義明の末裔である永島家が、代々居を構えた三崎街道沿いの、地下800mから32.5℃の温泉が湧出したが、42度～43度に加温している。ゴルフ練習場が開発し、平成15年(2...

神奈川県厚木市西部に位置する七沢温泉郷に含まれ、丹沢大山国定公園内の大沢川渓流に立ち、昭和9年(1934年)創業の一軒宿。地下100ｍから湧出する温泉は24℃と低く、加温して提供している。温泉の特徴は水晶透明で、トロッと肌にまといつくような...

東急田園都市線宮前平駅から徒歩4分の日帰り温泉施設。オープンは平成19年(2007年)と比較的新しい温泉で、褐色の温泉をたたえた源泉かけ流し風呂をはじめ、男風呂14種類、女風呂16種類と施設は充実。温泉は地下1,500m炭酸琥珀湯で、湧き出...